見出し画像

コーヒーはじめました。

寒くなってはじめたこと、コーヒーを淹れること。

小さなコーヒー屋さんの一杯からコーヒーに目覚めた。今の会社が少しだけブラックだったときに午前3時までサービス残業をしていて、気分転換に会社周りを歩いていたときに見つけた小さなコーヒー屋さん。なんとなく飲んだあの一杯はコーヒーが飲めなかった私に衝撃を与えた。

コーヒーが甘い。苦いと思っていたのにすっきりと飲みやすくて、香りと甘みを舌で感じるほど美味しかった。店主さんが好みを聞いてくれて私に合わせて淹れてくれた心配りにも感動したが、このコーヒーの飲みやすさはもっと感動した。この感動からコーヒーにハマっていった。

この衝撃の一杯はどのようにして作られたのか、店主に聞いた。お店に通って、淹れるのを見て、自分でも入れれるようにとすごく観察した。店主さん迷惑かけました。ごめんなさい。お店でコーヒーの道具一式を揃えて、見様見真似で淹れてみた。

不味かった。衝撃的に苦い!!最初の一杯は苦くて苦くて飲めるものではなかった。エスプレッソの淹れ方でないのに、エスプレッソ完成!!どうやって作ったのか今ではそのレシピがほしいくらいだ。そんな衝撃の一杯から勉強した。自分好みの美味しいコーヒーを淹れられるように何度も失敗して、豆を無駄にしながら何度も淹れた。他の人は美味しいと思わないかもしれないが、自分好みの一杯が見つかった。

豆、挽き、分量、時間、ドリップ方法も自分好みのもので、今ではその方法でしか淹れていない。

そんなコーヒーも暑くなるにつれて、淹れる頻度が減ってきて真夏には淹れることすらしなくなっていた。今日も寒かった。温かい飲み物が欲しいと思うようになり、今日からコーヒーはじめました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?