ワンドロをしてみよう！　2024/3/10(11)

ワンドロとは1時間でイラストの完成を目指すもので、迫り来る時間の中あれこれと頭をフル回転させながら手を動かすのが特徴です。

ここで完成するイラストは完成度自体は本描きのものには劣るものの、その勢いや新たな発見を見つけ出すという観点においては重要な意味を持っています。

今回は私が以前行ったワンドロを紹介し、いつものように反省点をあげていこうと思います。

下のイラストは2023/8/20に描いたものです。

長い黒髪とスタイルの良い女性を描きたくなり、この構図にしました。
軽くどういう過程を踏んでいたのかを説明します。

ワンドロをするにあたり、構図決めはとても大切です。
胸やへそあたりのイラストにすればもう少し細部にこだわることができたでしょうが、今回はポーズの練習も兼ねて行ったため太ももまでの構図にしました。
そしてたくさんの色を使うと短時間でまとめるのは困難なため、黒と肌色、白でまとめましたが、実は時短のため服の白は塗っておらず背景色のまま使用しました。
そうすることで色収差などの最後の手入れに時間を回すことが出来ます。

では、反省点ですが、これは私の悪い癖で色収差をかけると、毎回画像のトリミングを忘れてしまいます。これだけでイラストの魅力に大きく関わるので気をつけます。
次に髪です。流れる感じを描きたかったのですが、空気穴がなかったり、唐突に髪が靡いているため、少しおかしな髪の毛になっているように思います。
現在はようやく意識してこられるようになりましたが、前髪・横・後ろ髪とブロック分けすると最終的にどこからどこへ髪が流れているのかを把握しやすいためおすすめの方法です。
最後に顔のライトです。一見すると気がつきませんが、鼻のあたりが異様にオレンジ色に光っています。当時私も気が付かなかったのですが、しばらくして見返した時変に顔が光っており違和感を感じたことを覚えています。
不透明度の下げ忘れるということはよくしますが、今回の場合はライト自体特に要らなかったように思います。
今なら、代わりに前髪など毛の先端に少し肌色を入れ、顔周りの温かみを演出すると思います。

というわけで今回は以上とさせていただきます。
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