見出し画像

レッドハッカソン オンライン 2020に参加して


2020/5/23-24で開催された「レッドハッカソン オンライン 2020」に参加してきました。

自粛で家に毎日いてモノづくりと言うものをなんとなくサボっていまして。。

やばい!何か作るキッカケないとそのまま腐っちゃうじゃないのかと思っていたら、広島県とHMCNが主催するレッドハッカソンがオンラインでやると言う事で、しかも関東勢も数人知ってる顔が参加しているじゃないか!いっちょ参加してみっかと言う事で参加してみました。

◆作ったもの1

画像1

大砲(スポットライト)の弾を飛ばして壁の向こうから跳んでくる敵をやっつけると言うとても内容がツマラナイ。。ものを作りましたw今回Unityを使ってゲームをつくったのですが、それじゃ~!どこかのサンプルゲームじゃね~か~って突っ込み満載のゲームです。。

ですが!写真だけじゃわかりずらいと思いまいますが、これがいろいろ凝ってまして。。

プロジェクタでPCの画面が出ています、その後ろにスポットライトがあるのがわかるでしょうか?ライト自体壁にライトを投射していて、Unityのゲーム画面でも同じようにスポットライトが壁に投射されています。つまり。。ゲーム画面のライトと実際の画面が一致している。(ここら辺の技術については@_kzrさんのUnity によるプロジェクションマッピング入門を参考にしました)

だから何だって言うわけでもないですが、この技術を使えば、舞台演出等で出来るって。。去年のUnite Tokyo 2019で@sugi_choさんが講演していたそれを見てから、どうしても実装してみたかった技術でした。

このリアルとバーチャルを一致させる技術を使って、今回はゲームの中で敵を出して砲台(スポットライト)で敵をやっつけると言うゲームを作りました。実際はUnity内のスポットライトから砲台のオブジェクトを飛ばしています。

個人的にはなんで、こんな作品作ったかって言うと。ゲームの中のキャラ等をデバイスを使って操作すのではなくて、ゲームの中の物に現実世界の物を操作して遊んでいる様な感覚を感じにさせたかった。

◆作ったもの2
今回のハッカソンはオンラインで開催されているため、実際にモノを触らせることができなかったため、オンライン対応もしました。

画像2

使ったのは仕事でも使ったことがあるphotonです。このライブラリはマジで優秀だと思います。しかも遅延がほぼ無い。。ってこれは、使ったことがある人は誰でも知っていることですね。(サクッとつりたいならここ参考にするといいですよ。)で作ったは簡単な入力画面です。

画像3

ここで使用したのは、下記のnoteにも紹介されている「JOYSTICK PACK」を使いました。


これで、オンラインで砲台(スポットライト)でぐりぐりいじれます。

◆スポットライト操作

画像4

スポットライトは舞台演出等使われるプロトコルDMXを使って操作しました。パソコン側にENTTECのDMX USB Proをusbで接続してUnityから操作しました。DMX USB ProをusbでPC側に接続するとシリアルポートから操作できます。ここら辺は下記qiitaの記事を見るといいと思います。結構簡単に操作できます。


◆使用したライブラリ

デザイニウムさんが無償公開している。「KirinUtil」を使ってみました。
実際は、ほとんど時間がなくてうまくライブラリを生かせるつくりはできませんでした。。ただGitHubのwikiみてライブラリのソースみて、滅茶苦茶便利関数が沢山あって、今後の作品作りに積極的に使っていきたいと思います。


◆まとめ

今回の自粛生活で、モノづくりやってなかったのでリハビリみたいな感じでとってもよかった。参加してとても楽しかった。頭に描いているものが形に出来たのはとても良かった。と言っても考えが甘くて思っていた物の10%も作れていなかったので、今後もブラッシュアップを兼ねて作品を作っていきたいと思います。

レッドハッカソンの運営の皆様、お疲れさまでした。

本番で使ったスライド、一応公開しておきます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?