掻きぐせは無意識が作る病気です
アトピーの悩みの1つに「掻きぐせ」があります。痒くないのに、つい手が触れてしまう。そんな癖は、いつから起こり始めたのでしょうか?その答えは、刺激を入れて不快な感覚が快に変わった時からです。このようなギャップがいつの間にか、心地よくなりかゆみがなくても様々な場面で起こってしまいます。原因ではなく、その先の結果を追い求めてしまう時に、人は無意識の行為を行います。それが不利益に働くとき、人は「癖」と読んでいます。ツイッターでそんな習慣や癖について呟いたので、深掘りしていきます。
癖を直すには意識的な行動の上書きでできる
皮膚に異常を感じた場合、掻くという行為にはどんな意味合いがあるのでしょうか?
・異物の除去
・巡りをよくする
・刺激の上書き
掻くという行為には、そんな感じで、複数の効果をもたらせます。
問題なのは、掻くことで皮膚が傷つく、炎症が起こることです。
その結果、炎症によるかゆみ、乾燥によるかゆみなど2次的に問題が起きてしまいます。
それでは、皮膚に異常を感じた時に、どんな対処をすればいいのでしょうか?その答えは、掻く以外の感覚を皮膚に入力することです。
オススメのケアは
・手当て
・撫で摩る
・メントールなど清涼感のある軟膏
このようにして、かゆい→掻くという悪循環の癖を止めていきます。
掻きぐせを止めるには思考の癖から変える
習慣と癖は似ているようでいて、異なるものです。
習慣は良い行動を無意識にできることで、有益なものとされます。
癖は、偏った行動で、不利益に働きやすい行動のことが多いです。
このような動作や行動は、私たちの思考が引き金となって起きています。
私たちの体の扱い方や物事への対処の仕方が行為となって現れています。ですので、からだだけではなく、ものの扱いたか、人との接し方にもその影響は反映されているのです。
癖や習慣を変えるには、自分自身が感じて改善したい行動や行為以外にも意識を向け必要があるのです。
思考の習慣は、自分の周りに一番反映されている
からだをどのように扱うのかは、私たちの考え方、つまり思考によります。ですので、ものの考え方、話し方、接し方の全てに反映されます。
それが、問題の解決の仕方やからだへの触れ方として現れたのが「掻きぐせ」です。
このような思考の習慣や癖を変えるには、一番自分自身が身を置く場所や緊張が緩む時の状態や環境を変えることから取り組むと良いです。
例えば
・寝室
・職場
・家族
・衣類
このような身近なものやこと、場所に考え方や思考などの癖が反映されています。整理整頓、コミュニケーション、掃除などその全てを観察してみましょう。そうすることで、気づきが得られます。
自分自身が変わるか
それとも
周囲の環境を変えるか
そのどれもか
このような意識的な取り組みが
新しい習慣を生み出し
からだにもこころにも反映されてきます
是非とも、試してみてくださいませ
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