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医療機関に行くべきアトピーのサイン

こんにちは

アトピーのために自信を無くしていた肌悩みを
キレイになる為に活かす武器に変える
アトピー改善ナビゲーターの阿部です。


本日は「重度のアトピーで起こること」
について伝えさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

病気には同じ病名であっても
その時の勢いや状態の違いがあります

例えば風邪はひき始めや
こじれ具合によって
体の中で起きている状態や
症状としての出方が変わってきます

アトピーも同じように
一言でアトピーと言っても
その程度や勢いによってでる症状も変わってきます

今回はそんな
アトピーのおける変化について
お伝えさせていただきす。

アトピーには変化のフィーズがある

 
アトピーには5つのステージがあります
そのステージごとに症状の出方は変わります。

  • 重症

  • 中等症

  • 軽症

まずは、体の体力や症状の強さによって
3つに分けています
回復傾向にあるのか、停滞しているのか、それとも落ちているのかによって
体は症状の出し方が変わっていきます

  • 慢性化

  • 急性

起きている症状の変化や原因によって
さらに2つに分けます

例えば、その問題が季節性の問題であれば
急性の分類に入りやすいです
自分自身の生活習慣によって起こる問題であれば慢性化に入りやすいです

これらのフェーズに分けて
体は症状を引き起こしています

起きている書状

この区分けの仕方は
臨床的な観点から私が分けたもので
必ずしも全ての方がこのように分けているわけではありません

それでは早速内容を見ていきましょう

アトピーの重症とは?

重症の定義はそれぞれです。
例えば炎症の範囲です

炎症は体が治癒する過程で起こる反応です
例えば異物の処理や組織の修復が代表的な働きです


炎症とは代謝が活発になったものです
特に炎症が起こると血液が集まります
その血液の分布がカギを握っています

炎症の範囲が広い場合は
まるで火傷を負ったかのように
寒気や火照りを感じることがあります

体を治すべき反応が
その過程で体力を奪いすぎてしまい
かえって辛さを感じやすくなります

また、炎症の反応が強い場合は
痛みや痒みなどを強く感じることで
睡眠障害や更なる痒みのために
皮膚をかき壊してしまいます

そして強い反応の期間が長引くほど
体力を奪ってしまい
回復するどころか消耗してしまいます

そんな重症のアトピーで見られる特徴があります
それが「寒気」です

重症のアトピー症状の特徴

特徴の1つが寒気です
寒気とは様々な場面で見られます

一般的な寒気


例えば風邪
風邪のときはウィルスに抵抗するために
体温を一時的に高めて免疫を上げます

この時に感じる寒気は
体温調節のセットポイントが高くなり
そのギャップによって感じるものです

寒気を感じるので体を温めようと働き
セットポイントに到達することで
発汗を起こし寒気はなくなっていきます

アトピーの場合の寒気

炎症は、一時的に起きるものです
アトピー性皮膚炎は慢性化すると
炎症が起き続けます


その結果、体の体液で特に血液が
体表面に偏ってしまいます。

そのため、体の深部への血液供給が少なくなり
芯から寒さを感じるようになります

1つは体液の偏りによって
体温の感じ方が変わり
深部の冷えを寒いと感じるものです

もう1つは
自律神経の乱れです

炎症反応が強いことで
ストレスに抵抗しにくくなります

周囲の環境の変化に対応できず
体の状態を維持しにくくなります

毛穴が開き水分と体温が抜けてしまう
暑くもないのに汗が出る
ホルモンバランスや自律神経の調節など
周期的なバランスも崩れてしまいます

このような状態になると
感じている状態と実際の起きている体の状態とに
乖離が生まれてうまく調節できなくなります

良くしようとする体に反応が強すぎると
かえって体には負担になることがあります

このような治りにくい状態や
治るための反応が強すぎて制御できない状態を
重症度として捉えています

今、もし、寒気を感じてしまっている場合は
自力ではなく病院への受診も必要な場合も考えられます

炎症のピークは3日です
その範囲で寛解することがない場合は
医療機関への受診をお勧めいたします

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