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良かった映画

私は、治療中の暇な時間に映画を視聴するというのを日課の1つにしています。恐らくAmazonPrimeの映画はヘビーユーザーにリストアップされるくらい視聴していると思います。

そんな中、とても視聴していてなんか頑張ろうとテンション上がった映画を知らない方にお勧めするために記載します。

この映画は、19世紀後半から現代のアメリカ市場で巨大食品メーカーになった企業の簡単な馴れ初めを描いた作品です。非常に知識も増えた上、他の参考文献の書籍なども購読したくなるほど印象になりました。

大企業の成功者には2パターンあるという事を気付かされました。

1.開発者

創業者が何かしら開発の試行錯誤を行い、そのまま経営者として成功するパターン。ハインツ (Heinz)のケチャップ、ケロッグのコーンフレイク。ハーシーズのチョコレート

2.営業マン

創業者は、商品の生みの親ではないが、新しく出た商品やサービスに対する臭覚が鋭く、マーケット戦略が秀逸で契約で条件を抑え込み、権利を安価にお金で得た後に全国展開している企業。

コカ・コーラ/マクドナルド/ケンタッキー等

どのケースを観てもとても面白く視聴できました。特にケンタッキーのケースは、アラフィフ爺やの私には、とても勇気づけられました。何度失敗しても根気よく正しい方向性にチャレンジしていれば、誰かがその努力と商品の良さに気づくという点において、死にかけたおっちゃんも残された人生で頑張ってみようかという気持ちにされました。

映画自体は、アメリカの巨大食品企業をよいしょした目線で描かれているので、巨大食品企業のコストカット先である従業員や取引先の苦労などの描写は、あまり描かれていませんでした。あくまで、どのケースも美談的歴史として描写されています。

これは、10年以上前の作品になりますが、巨大食品企業が起こしている弊害について問題提議をしている作品となります。今、コロナの反動で原油高、物価高などになっていますがこの映画でもその問題を提議されています。

牛がコーンを原材料とした飼料がベースとなったり、収益主義が行き過ぎて、家畜を飼育する環境の悪化により、O-157による病原菌が発生しやすくなった(もしくはO-157を広げた原因としている)点について興味深かったです。

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どちらの作品も視聴した時間分の知識が少し増えて、世界や日本で起きている時事についても考えられる良質な作品でした。

お時間がある時には是非ご視聴下さい。

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