ビリヤードで自分の生き方を知った
5歳の頃から10年間水泳をやっていた。
小1からは選手として本格的に水泳に取り組んでいたのだが、そのときによく周りから「肩の力を抜け」と言われていた。
よく言われていたから相当力が入っていたのだろう。
というのは過去のことかと思っていたら、今日も同じだった。
初めてビリヤードをやったのだが、何度練習してもなかなか上手くできず、ビリヤード場にいたスタッフのお兄さんに何が原因か教えてもらった。すると「あーわかった。(球を)打つときに力んでる。」と言われた。
「あれ、あのときと言われてること変わってないぞ」と思った。
ビリヤードが上手くなるとかならないとかはさておいて、なんで力むのかを考えてみた。
水泳もビリヤードも練習では上手くできるのだ。
それが本番とか試合とかになると、精一杯の力を出すことに集中してしまい力いっぱいすることに意識が向いて力んでしまう。
多分上手くやらないととか、結果出さないと、と思い特別なことをすることが結果に繋がると思っているのだろう。
そういえば水泳をやっていたときも「練習の延長線上に本番があって、練習でできないことは本番でもできない」と言っていた。その通りだ。
自分は練習と本番を切り離すクセがあって、本番だから特別なことをやろうと考えてしまう。
そうじゃない。
今の積み重ねの先にしか未来はなくて、未来だけ頑張っても上手くいかない。
ビリヤードで自分の人生を見つめ直す時間ができた。ビリヤード最高。
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