2023年のsumika。

今回も長いです。
読みにくいと思います。ごめんなさい。
個人的な思いとかがほとんどなので、これは千秋という人が思っていることで、押し付けるつもりなんて1ミリもないので、あなたはあなたの思ったことを大切にしてください。では、、、

今年1年、まだ2023年は残っているけど、現時点でsumikaはいろんな出来事があった。
10周年イヤーを走っている中、年明けからフェスだけじゃなくワンマンライブでも声出しが解禁され、コロナ禍以前からとコロナ禍の両方が存在する、新たな時代に飛び込んだ。
そんなライブを4公演やり切った。
その直後に、ギターの隼ちゃんを喪う。

それから3人体制となり、メンバー、スタッフ、そしてファンと更に結束を高め、春フェスからライブ復帰。
それから、5月14日。大雨の中行われた伝説のハマスタでのワンマン。

この日、sumikaが前を進んで引っ張ってくれる、先導を切ってくれてる。と感じたけど、今思うと違ったのかもしれない。
メンバー全員がMCでも触れていたように“誰も隼ちゃんの代わりにはなれない”“何が起きたのか理解できないし受け入れられない”“それでも音楽を、sumikaを続けたい”
もしかしたら、この言葉はこうすると決めた3人が、自分自身に言い聞かせた強がりみたいなのも含まれていたように感じる。
それは今になってから感じるけど、2月末からこの日まで、約2ヶ月半。
10年、15年以上一緒にいた人が急に居なくなってそんな短期間で受け入れられるわけも理解できるわけもない。
自分たちファンでも受け入れられてないのに、メンバーが受け入れられるわけがない。と思う。
きっとあの時期のsumikaと自分たちファンはそれぞれの暗闇の中にいたけど、あのハマスタでのライブで、足並みを揃えたような感覚。

自分はあの日、ハマスタに行かなかったらいまだに暗闇の中で、どん底の中で苦しんでいたかもしれない。
そう思うほどにあの日のライブでsumikaが自分を暗闇やどん底の中から引っ張り出してくれた。
きっと自分と同じような人はたくさんいると思う。
ライブに行けてない人は置いていかれてるような感覚もあるのかもしれない。
だけど、どうしたらいいのかわからない中でもsumikaを続けることだけを決めた3人は、引っ張っていこうとかついて来い。とかそんな感覚よりも、一緒に行こうよ。って感じな気がした。
MCで智くんが「一生ついて来い!!!」って叫んだけど、それは、智くんなりの、キャプテンなりの寄り添い方で足並みを揃える一言だと思った。

あの日、sumikaはもう前にいる、ついていきたい!って思ったけど、違う。
今、sumikaはすぐ側にいて、一緒に歩んでくれている。そんな感覚。
多分ハマスタの日のsumikaに追いついたんじゃない、あの日から、ずっと一緒にいる感覚だから、あの日、足並みを揃えられたんだ。

そんな10周年ライブを終え、夏フェスに突入、数えきれないほどの出演数、それに加えて代打を務める日もあった。
多忙な夏を越え、秋に突入しツアーがスタートするも、片岡さんの喉の不調で見合わせに。
それから冬フェスは[roof session]での出演に。

そんな1年を過ごしてきて、リリースされた“シュガーソルト”と“マシロ”

まず、シュガーソルトについて。
この名古屋のラジオ局ZIP-FMの30周年を記念して、作られたアニバーサリーソング。
片岡さんが言うには“今年中に思い出しておきたかったことを歌にした”と。
そして、作曲したおがりんは“元気な時も、誰にも頼れず1人で戦っている時も、聴いた人の味方であってほしいと思いを込めた”と。

歌詞にはsumikaの優しさや温かさがたくさん詰まっていて、冬を感じさせるようなメロディーや楽器の音が散りばめられていて、日々を生きている誰にでも届く、寄り添ってくれるような曲。
【寒いから温めて過ごしてね】
この曲で十分ポカポカするよ。
けど、曲を聴いてるとなぜか今年1年の出来事がたくさん思い浮かぶ。
そして、この歌詞、隼ちゃんを思って書いたのかな?とかじゃなく、このフレーズを弾いてる隼ちゃんが思い浮かんだり、下ハモを歌ってる隼ちゃんが思い浮かんだり、最後のフレーズで客席を見て相槌を打ちながらニコニコしてる顔がはっきりと思い浮かぶ。
何度聞いてもうるうるして時に涙が溢れてしまう曲。

次に“マシロ”について
これはポケモンモチーフのドラマの主題歌だけど、MVだよね。
所々sumikaの過去のMVをオマージュしてるように見える。
ふっかつのじゅもんと雨天決行っぽさがやっぱり強い。
多分、自分が思うにここから再出発を現しているのかな。と。
Starting OverやPhoenixでここから!!って感じがあったけど、それは4人でやってきたことがここからは3人になってしまう、という感じ。
Starting Overは隼ちゃんも参加しているけど、Phoenixは多分もう参加していない。
11年目への1歩がスタオバで、ここから3人になってしまうけど頑張ろう!みたいな不安や複雑な思いが入り混じってる感じなのがPhoenix。
そして、マシロはわかりやすくいうと、2015年の片岡さんの活動休止からの復帰ライブでのふっかつのじゅもんみたいな立ち位置なのかな。と。
あの時、「sumika第2章」と言っていたからマシロで「sumika第3章」が始まるような、ワクワクを感じた。

片岡さんが復活する2024年、たくさんsumikaの新たな試みを見たいし、巻き込まれたい、そして何よりも、一緒に歩んでいきたい。

今年の春は目の前が暗くて、どん底にいたけど、今は暗くても、ポジティブに変換できる。そして視界を明るくできている。それはsumikaが側でポジティブにしてくれるから。

出会えてよかった。明日も明後日も、来年も何年先もsumikaを大好きでいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?