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ジョン・ミューア自然と共に歩いた人生」を読んで

図書館でネイチャーゲームで検索に引っかかり、ジョン・ミューアって有名だよな、この間読んだ本に名前が出てきた気がするなという程度で借りた1冊。
おそらく自然保護に関係する人の間では知っていて当然なのではないかと
本を読んで感じました。

この本は、「自然保護の父」と言われているジョン・ミューアの人生を
小学生でも読めるように書かれている本。問いかけもあり、手元に置いておきたい1冊でした。

毒蛇であるガラガラヘビとのエピソードからジョンミューアがいかに自然を愛おしく想っていたかが感じとられ心に残りました。

◎自然の素晴らしさに目を向けるように、人々を誘うこと に生きてきたジョン・ミューア
その原点は自然をこよなく愛し、自分の目で確かめ肌で感じることに多くを費やしてきた。次第に環境保護を国民に訴えていくように。
結果、国民の声が大きくなり、政府を動かし、当時の大統領ルーズベルトと
2人で山で過ごし、自然保護政策の原案を作ることに繋がっていったそうです。


自然保護の父、ジョンミューア
1837年生まれ。


◎アメリカには手つかずの自然の美しさが一般的である反面、アルプスは開発され、そこら中にホテルや村、農場が点在していたことにアメリカ人は驚いたそうです。
その際、ドイツの登山家レインホールド・レスナーはこう伝えたとのこと。「You had Muir.(君たちにはミューアがいたからさ)」



私にとって、魅力的に感じる人、人に影響を与える人って
有名になろうとしてやっている人という感じではなく、
自分の好きを楽しんでいる人。

ジョン・ミューアもその好きをとことん突き止めて、その好きなものを守ろうという気持ちが多くの人を動かしたのだ。

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