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拝啓 あんこぼーろ様


こんな名前だからだと思う。
だって初めてだもの。特定の一個人に宛てた文章を書いてみようと思うなんて。誰にでも書くわけじゃないよという勝手な言い訳と押し付けがましい気持ちじゃないよという言い訳を最初に書いてからお手紙としよう。

もう一個。
あんこさん。ほぼ勢いで書いてます。じゃないと書けそうもなかったからね。で、失礼があったらごめんなさいね。訂正や削除があれば言ってくださいね。


 *                                              

拝啓 あんこぼーろ様

あなたを知ったのはしめじさんのリレー小説。私がnoteで繋がっている人が沢山参加されていて、そんな中にあなたはいました。

3回も登場するあんこさんのお名前に、何だ?この人は!って思いました。だってすごくナチュラルなんだもの、文体が。まぁ、それを他の人が書かれている間を3度も登場!って、なんて羨ましい脳みそをお持ちなのだろうと。そんなふうに思いました。
私のnoteの中でも濃ゆくお付き合い頂いている  うたさん  とも繋がっていらっしゃるから、コメント欄ではよくお見かけしてました。またコメント欄で書くあんこさんのかわいいこと。こんな男子はルール違反ですよ。うたさんが暫くいらっしゃらなかった時に「うたさんがいなくて寂しいなー」みたいなコメント、しちゃうんですよ。なんなんですかね? これって。
可愛い男子か!
ジェラシーとかいいなぁ~じゃなくて、本当に単純に嬉しかった。私もうたさん、大好きだからね。(自分に向けられる言葉じゃなくて、その関係性を横で見ている感じが、何だかとても良かったのですよ。分かりますかね、この気持ち)

あんこさんがコメントくれて、伝えたいなと思ったのは  ここ。

拝啓 あんこぼーろ
2020/12/06 07:09
おかしいなぁ、フォローしてると思ってたのにフォローしてませんでした。なのでさっきフォローしましたっ!Shihoさんそんな遅くまで起きてるんですね!大人ですね!!!!そして夜中にこんな文章を書くなんて!悩める健全な大人ですね!僕は10時過ぎると何も考えられなくなって、12時過ぎると身体から毛が生えてきます。


このコメントもらったときに、「見つかっちまったかー」って思ったの。
私、あんこさんにフォローされたくなかったわけでは全然ないんだけど、フォローされなくてもいいなって思っていたの。こんなふうに思うことってあんまりないような気もするんだけど、私はそう思う人が時々いるのね。で、あんこさんもそうだったの。(それがどういう場合なのかは、分かりにくいけど、説明できそうなんだけど、すっごく長くなっちゃいそうなので割愛します)

でも、あんまりにも超ツボな記事(※1)を読ませてもらって、すごく気に入っちゃって、自らコメント書きに行って、コメント欄にあんこさんから

拝啓 あんこぼーろ
2020/12/06 20:09
Shihoさん
3回もなんか来て頂いてありがとうございます!遠足のおやつを駄菓子屋に買いに来て、自分の分買い終わったのになかなか帰らない小学生いましたよね別にShihoさんの事じゃないですよ!ふと思い出しただけです。ふと。


って書かれちゃう(またこの書き方が天才的だと思う。何この才能!)くらいに、まさしくそうでしかないくらい 『つきまとって』おいて、「見つかっちゃった」っていうのはおかしいんだけど、なんかね、そんな気持ちなの。
分かるかなー、この感覚。因みに本文は何度も読んでるよ。笑


でね、さっきの続きで

Shihoさんそんな遅くまで起きてるんですね!大人ですね!!!!そして夜中にこんな文章を書くなんて!悩める健全な大人ですね!


ここ。
もう まさに『ここ』。

私は自分の記事にこう書いたでしょ。


人に言われて少し恥ずかしいような気持ちになることやそうじゃないよと軽い否定をしたくなるようなことは、実はそこに真実があるのだろうとも思う。


まずはこの 完全夜型 になっている自分を少し恥じている。

私は自営業で相方と一日中ふたりで仕事していて、ひとりになれる時間が『深夜』なのね。で、その時間に残業したり、noteを書いたり(まぁ他の時間にもこっそり書いたりもしてるけど)してるのさ。でもね、良くないなーってずーーーっと思っているの。因みに寝るのは2時から3時位で起床は9時なわけ。で、1時間の昼寝をするっていう生活スタイル。なんか違うなって、これじゃダメだなって思ってるんだけど、ひとりの時間も欲しいし、睡眠も欲しいし、あんなこんな ∞ ∞ なの。
でもさ、よく見たらこの文章は深夜に書いたものじゃなかったよ。コメントへの返信は確かに夜中の3時だったりしたけど(笑)。
だけど、そうはいってもこのスタイル、ちょっとどうかなと思ってるところ。

で、『悩める健全な大人』。
そうなの、悩んでいるの。それは事実。
でも『健全な大人』じゃないの。もう全くもって。
【そうじゃないよと軽い否定をしたくなるようなこと】なのよ、ここ。
この歳になって、まさか自分がこんなだとは思わなかったし、ぐるっぐるしながら生きてるの。ちょうどそんな感じなの、今まさに。


頂いたコメントの言葉が全部、ひょえ~~~~って感じだったので、なんだよ、あんこさん!って思ったの。あんこさんの「直感の良さ」とかズルいくらいの「器用さ」とか、文章から感じられる人懐っこさや明るさや可愛らしさを、私は「こわいものみたさ」(?)みたいな感じで見ていて、でもさっきも書いたように「自分に向けられる言葉じゃなくて、その関係性を横で見ている感じが、何だかとても良かったのですよ」という自分の文章に繋がるのです。要は自分が今、こんなだからなんだ と思うわけです。


   ーーーーーーー 全然 伝わる気がしない ーーーーーーーー


ハッキリ言って、すごく好きですよ、あんこさん。
ええ、ええ、好きですよ、いいですよ、あんこさん。
読んでくれてありがとうって思うし、コメントくれてありがとうって思う。でもさ、私の世界は灰色だよ。フッ、自分で書いてて鼻で笑ったけど、今。

まあさ、私も全部のあんこさん読んでないから、あんこさんがどんな感じなのか、まだまだ未知数なんだけども、だってうんこの話すら面白いじゃん?本当はこんなに身構える必要もないし、こういうのは実はこっそり心のなかでやっとくことなんだと思うんだけど、書いちゃうんだなー、これが。変わり者でごめんなさいね。



まぁ、なによりね、『拝啓 あんこぼーろ』ってお名前なんだもの。書きたくなるじゃない?普通。『拝啓 あんこぼーろ様 』ってお手紙を。
めちゃめちゃ長くなっちゃったし、リンクも引用もうまく出来なくて(いつも失敗するんだけど、なにこれ?)めっちゃ時間掛かって、で、この内容・・・という。『健全な大人』はこんなにコジレていません(笑)。


というわけで、これが私の書きたかったこと。
こんな私ですが、これからも、もし、よろしかったら(小声)
どうぞよろしくお願いいたします。



敬具



【  追記  】
※1 超ツボだった記事はこれ

酔っぱらいのあいつに散々呪いをかけまくるところが、まず最高にスキ。天才か?と聞こうと思ってやめた。天才だな。(断定)
あとその後のストーリーは全部好き。(三部作、まだ読めてないので後ほど読むね)

私は斉藤和義(せっちゃんといいます)のファンなんだけど「ベリー ベリー ストロング~アイネクライネ~」って曲があってね、その曲はせっちゃんが作家の伊坂幸太郎さんに作詞を依頼した時に「詞は書けないけど小説なら」って書かれたもので(本のタイトルは「アイネクライネナハトムジーク」)、それを元にせっちゃんが作詞作曲して出来た曲なんだけど、映画化もされてるのね。(説明長くてごめん)
で、そんな感じだなって思ったの。全然内容とか違うんだけど、「ああ、あんこさんは小説家なんだなー」って思ったのです。


この話、映画化できるな。



*今回は  拝啓 あんこぼーろ さん  へのお手紙です。
(注:新企画ではありません)

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