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アッテミー活動参加楽天社員インタビュー⑧

こんにちは。アッテミーです。

引き続き、12月までアッテミーと協働を行っている楽天社員の方にインタビューを行いました。第8弾のインタビューは、全体リーダーとしてメンバーを引っ張っているVictorさんです!

ー 簡単に自己紹介をお願いします!
楽天に入社してもうすぐ5年になります。主務は物流事業のシステム構築のエンジニアをしています。趣味は漫才見ることで、特にサンドウィッチマンとバカリズムが好きです。

ー ありがとうございます。では最初に、RSA(※Rakuten Social Accelerator)参加にあたり、様々な企業がある中でアッテミーに興味を持ったきっかけを教えてください。
一つ目の理由は、このプロジェクトに社会的なインパクトの大きさを感じたからです。今の若者はこの先あと80年くらい生きていくので、将来の時間がすごく長いです。そのため社会に貢献する期間も長いですが、彼らには現状進路選択において平等な機会が与えられていないと思います。それなのに社会としては人手不足だということに矛盾があると感じました。
高卒就職の一人一社制という制度にも驚きました。自分は何社か転職していますが、何社も選択肢があっても就職には苦労するのに、一人一社しか選べないのは大きな課題であり、それを一緒に解決したいと思いました。
また、ほかにアッテミーに惹かれた点としては、スタートアップの雰囲気や0から1をつくることできるところが良いと思いました。自分は今回リーダーとして参加していますが、過去にリーダーとして一つのプロジェクトを動かした経験があるので、それが活かせるのではないかと思いました。

キャプチャ

―今高校生との接点はありますか?
全くないです。私は中国出身で、日本で学生時代にアルバイトとかをしていれば高校生と関わることもあると思いますが、中国は学生がアルバイトをすることがそもそも少ないです。また余談ですが、中国では高卒で就職する人はあまりいません。大学に行かないとほとんど就職ができなくて、日本よりもシビアかもしれません。

―そうなんですね。中国では、家庭環境が貧しい人はどうしているんですか?
利子がない奨学金などで支援をもらい、大学に行きます。ただ、テストで良い点数を取るために教育に投資をする必要はあり、そうしないといい大学に行けないという厳しい社会ですね。

― ここまでアッテミーとの協働ではどのようなことを感じましたか?
主務の仕事もあるので、この活動とバランスをとるのが難しいと感じています。また、アッテミーの拠点が大阪のため、コミュニケーションを取るのが難しいという問題もあります。

―実際に活動してみて、アッテミーの現状に対してどう思いましたか?
今まで代表の方がほとんど一人で管理をしていたため、整理されていない部分が多いと思いました。その裏側の事務や管理の部分は今ちょうど改善しようと動いている所です。

―今Victorさんが高卒就職に関して課題に思っている部分と、どうしたら改善できると思いますか?
一番の課題は一人一社制の制度だと思います。現状を変える方法として考えられるのは、一つは自治体や行政に働きかけて、環境を変えてもらうことです。ただ、これには時間がかかると思うので、もう一つは、アッテミーが今やろうとしているように、自分で就活をしようとする高校生に対して、サポートするサービスを提供することかなと思います。

ーでは最後にメッセージを!
人生は長いので進路選択に困難があっても焦らず、自分が楽しい人生を送れる方法を探してください。また、進学がすべてではないし、就職がすべてでもありません。選択肢を知ることが重要だと思います。頑張ってください。

ーインタビューにお付き合いいただき、ありがとうございました!
※Rakuten Social Accelerator…社会課題の解決に取り組む団体と楽天社員がプロジェクトチームを組成し、テクノロジーを活用した社会課題解決に取り組む活動。

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