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成功する営業はここが違う!必ず結果を出すオープニングトークの秘訣

営業活動において、オープニングトークは非常に重要な要素です。
初対面のお客様と良好な関係を築き、信頼を得るためには、効果的なオープニングトークが不可欠です。
本記事では、営業における最強のオープニングトーク戦略を紹介し、具体的なトーク例を交えて解説します。


1. オープニングトークの基本原則

営業のオープニングトークには、いくつかの基本原則があります。それは「お客様に安心感を与え、興味を引きつけること」です。以下の4つの技術を駆使して、オープニングトークを組み立てましょう。

  • ベネフィット訴求:お客様にとっての利益(ベネフィット)を最初に伝えることで、話を聞く動機を与える。

  • 選択自由訴求:お客様に選択の自由を与えることで、営業感を和らげる。

  • バンドワゴン効果:他のお客様も同様の話を聞いていることを伝えることで、安心感を与える。

  • ストロング理由:訪問や提案の強い理由を伝え、一貫性のあるアプローチを行う。

2. 効果的なオープニングトークの具体例

ここでは、IT営業でクラウドサービスの提案を行う場合のオープニングトークの具体例を紹介します。

トーク例: クラウドサービスの提案
「お世話になります。株式会社○○のxxxと申します。実は現在、多くの企業様がクラウド環境の見直しを行っており、毎月のITコストを大幅に削減されています。○○様でも簡単に導入の可否を確認できるよう、2~3分ほどお時間をいただければと存じます。」

ポイント解説:

  • ベネフィット訴求: 「毎月のITコストを大幅に削減されています」という部分で、お客様にとってのメリットを明確に示します。

  • 選択自由訴求: 「2~3分ほどお時間をいただければ」という短い時間を提示することで、お客様の対応ハードルを下げています。

  • バンドワゴン効果: 「多くの企業様がクラウド環境の見直しを行っており」というフレーズで、「皆さんも同様に取り組んでいる」という安心感を与えています。

このように、トークの各要素を巧みに組み合わせることで、お客様の警戒心を和らげ、話を聞いてもらう確率を高めます。

3. テレアポでの受付突破法の具体例

IT営業のテレアポにおいても、オープニングトークの技術は重要です。特に、担当者に取り次いでもらうためのトーク術は必須です。以下の具体的なステップを踏むことで、受付を突破できます。

トーク例: クラウドセキュリティサービスのテレアポ
「お世話になります。株式会社○○のxxxと申します。弊社はクラウドセキュリティ強化のサービスを提供しておりまして、○○社様の現状のセキュリティ体制について、担当のセキュリティ管理者様がご存じの点を確認させていただけますでしょうか?」

ポイント解説:

  • ズラシ開示: 「クラウドセキュリティ強化のサービス」という、相手が聞き慣れていないキーワードを使って、嫌悪感を回避します。

  • デモクエスチョン: 「○○社様の現状のセキュリティ体制について」という質問で、受付の方が答えられない質問を投げかけ、担当者への取り次ぎを促します。

  • 絞り込み担当者: 「担当のセキュリティ管理者様」と具体的な担当者名を伝えることで、重要性を感じてもらいます。

  • 御確認話法: 「ご確認お願い致します」と柔らかい形で確認を依頼することで、強制感を与えずに担当者に取り次ぎやすくします。

4. 反論処理の技術と具体例

IT営業トークの中で、お客様から「結構です」や「大丈夫です」といった反論を受けることは避けられません。そんな時に役立つ反論処理の技術と具体例を紹介します。

トーク例: ITインフラの提案営業の反論処理
「ご意向ありがとうございます。その上でご安心していただきたいのが、急ぎのご案内ではございません。2024年の最新のクラウドセキュリティ基準に関する情報を事前にお伝えしたくて、ご連絡させていただきました。」

ポイント解説:

  • ポジティブ返し: 「ご意向ありがとうございます」という形で、お客様の反論を否定せずに肯定しています。

  • 特別性: 「2024年の最新のクラウドセキュリティ基準」と具体的な情報を伝え、特別感を訴求しています。

  • 感情訴求: 「事前にお伝えしておきたく」といった形で、先に情報を知っておくことの重要性を伝え、安心感を与えています。

5. まとめ

オープニングトークは営業の成否を分ける重要な要素です。適切な技術を駆使し、相手に安心感を与え、興味を引きつけるトークを磨いていきましょう。営業の場面で自信を持ってアプローチできるようになれば、あなたの営業成績も確実に向上するはずです。

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