「鐵は熱い内に打て」という具合に出てきた、「今、端的に伝えたい事」。

今朝方、許せない話を耳にした。
仙台にある大阪王将の元バイトが「職場で受けた仕打ち」をSNSで告発し、運営側から威力業務妨害の疑いで告訴され、逮捕された話だ。
しかも、その人が働いていた時、職場ではナメクジやらペットの猫やらがいたり、杜撰な環境だったにも関わらず、年上や位が上の人からの圧力で内部告発が出来ず、有耶無耶にされ、揉み消されてしまったとか。
その人は耐えられなくなって退職した後、この事をSNSで書き、色々あって大阪王将側が(その人が働いていた)大阪王将の現地運営会社とのフランチャイズ契約を破棄した…という形で幕を閉じた、筈だった。

破棄された側の運営会社が被害届を提出した。

それにより、SNSで会社側の不正を告発した元バイトが警察に捕まった・・・という話だ。
そこで、私が一連の事を聞いて「私がいる会社と一緒だな」と思った事を書く。

問題点①内部告発出来る部署がない※

(※部署はあるけど、部署の人間が加害者とグル等の理由で、真面に交渉したり、遣り合ったりしてくれない事も含める。)

これに関しては私がいる会社も内部告発したいけど専門の部署がない。
その為、会社や上司等の不正や違法行為、精神的あるいは肉体的あるいはその両方で被害にあった事、職場内での虐め(以後、「いじめ」と称される傷害行為・犯罪行為等と称す)等を通報する部署がないから、どこに相談すれば良いか分からない。
そういう事が起因して、不正行為が横行したり見過ごされたり、職場内外でのパワハラやセクハラがエスカレートしたりしやすく、最悪の場合、告発したいと思う方が殺人・放火・傷害等の凶悪事件を引き起こしたり、その人が自殺あるいはうつ病を発症して日常生活に支障を来す事にまで発展したり、退職して(今回逮捕された元バイトの方が行った事と)同じ様な事をして相手(今回は企業)側から刑事告訴等をされてしまい、刑務所にぶち込まれやすくなったりして、解決どころか後味が悪い状態に発展する。
実際、相談ができなくて自殺した社員が(私がいる会社で)何人か出たという話を幾度と耳にしている。
よく鉄道内の広告等で「内部告発を」・・・というけれど、「匿名で通報出来る・相談出来る部署がない職場の人は、どうしたら良い?」と問うしか出来ない。

問題点②「上司が偉い」「年上が偉い」文化が根強い

これに関しては、
「上司や年上、定年を過ぎて「定年外雇用」と化したOB、OGの言う事は絶対だ」
という文化が会社内で広まってしまっていた場合、幾ら相談しようにも
「そんなの、甘えだ」
なの
「甘ったれんな」
なの
「お前が未熟だからじゃないのか、使えねぇ奴め」
なのと言われて、真面に遣り合ってくれない為、上司や年上社員等からの逆撫でによる関係悪化や凶悪事件の温床化、相談しようとする人のメンタル面の悪化等で、自殺行為に走ったり、うつ病や精神障害等で正常な生活を送る事が困難になったりしやすくなる。

問題点③相談したり指摘したりする事で圧力を行使したり密告して不法な拘束・扱いを受けてしまうリスクがある。

問題点①や②と合わせての弊害である。
労働環境の改善や相談をすると、相談する人の知らない所で第三者(加害者側)にバレて(密告やチクリをされて)しまい、更なる虐待や「いじめ」と称される犯罪行為、ハラスメント行為や不当な圧力による不当解雇・不当制限(何も労働基準法等の違反で刑事罰が適用される)等の温床になりかねないと恐れて、必要な相談や報告が滞るだけでなく、報告が必要な項目に対して虚偽な報告をされたり、杜撰な管理で触法行為や大惨事に発展したりするリスクがある。
その事が切欠でえも言われぬ事を言われたり、誹謗中傷や「いじめ」と称される犯罪行為に発展したりして、最悪の場合「相談したいと思う人が自殺するor鬱病等になり退職する」か「相談したいと思う人が殺人・放火・傷害等の違法行為に走る」か「職場内で杜撰な管理・虚偽の内容による報告等で安全管理等を怠ったりしたが為の重篤な事故が発生し、多数の死者・負傷者を出す」等の可能性を孕んでいる。

その為、私が今考え、今の世の中に求める事を書く。

求める事①「会社外で匿名で相談できる窓口を作れ」

求める事②「国や厚生労働省、内閣府等の機関達よ、真摯に相談に乗って機能してくれ」

求める事③「通報後の不当な扱いを無くす為、通報後の相談者への手厚い保護体制(弁護士等を立てたり、労働基準監督署や専門機関への連携)を」

以上、ニュースを読み、私のいる会社と比較をして考えた「働く上で求める」事である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?