自分の思うOKと人のそれは違う
自分の中では「ひと笑いしてくれたらいいな」くらいの気持ちで言ったことが相手にとってはイラってすることだったのかもしれないなと思うことがあった。たぶん、今回が初めてではない。
しかも、そういうのってそのときに相手に特別強く指摘されなければ、気づくことができない。
今回はたまたまSNSをみていたらひっかかる内容の話があって、ふと自分が発言した一言を思い出した。その自分の一言は2ヶ月前くらいのものだ。そんなのとっくに忘れていることだったけれども、不思議と思い出した。
ここに詳細な内容は別に書かないけれど。
小さい頃、小学生の時だろうか、何かトラブルが起こったり、誰かが泣かされたりすると、先生はよく「相手の立場になって気持ちを考えなさい」と言った。そして言われた時はそう努めようと思った。
でも、大抵の場合、他人の気持ちを完全に理解することは無理だ。
相手の立場になってみたとしても、自分の大丈夫と他人の大丈夫の基準は違うかもしれない。
やっぱり100%理解することなんてできない。
ときには、自分のことを理解するのも難しいのに。
とはいえ、それは想像することを諦めるのを肯定する理由になんかならない。
育った環境の違い、性別の違い、年代の違い、その他様々なものによって、人の考え方は決まっていくのだと思うけれど、
いつだって、いろいろな人の考え方を知り、その人の大丈夫の基準を想像して、自分のそれと比べて、素直に理解をアップデートしていかなければいけないんだ。
大事なことは、ダメだということを知ったときに自分の考え方を更新しなければいけないということ。
自戒の意味を込めて。
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