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税務調査は事前に情報を掴んでいることもある

個人の税務調査では事前に情報をつかんでいることもあります。
実際に会う前から色々なことを知っていることもあります。

税務署は情報を集めている

税務署は色々な手段で情報を集めています。

支払調書というものだったり密告だったり。
密告なんてあるのか、と思われるでしょうが実際にあるようです。
調査官から何度か「情報を寄せられることもあります」と聞いたことがあります。

もちろん寄せられた情報の内容を精査するわけです。

税務調査も情報を集める手段の一つです。

こちらが支払をしていれば受け取った相手側は収入になるわけです。
相手の氏名住所などを控えておけばそれはかなり有用な情報となるわけですね。
どの銀行口座に支払をしているかもわかりますから。


事前に情報を掴んでいることも

個人の税務調査の場合は事前にある程度の情報を掴んでいることもあります。

どこの銀行を使っているのか。
どれくらいの収入があるのか。
取引先はどこか。
どのサービスを使っているのか。

など色々な情報を事前に得ていることもあります。

本人が忘れていたようなことも

中には本人がすっかり忘れているような情報まで掴んでいることがあります。

実際にあったのは情報技術専門官の調査。

本人すら忘れていたヤフーIDを知っていました。
もう何年も使用していなかったのにIDの存在を知っていたのです。


さらには、お金を受け取っていない取引についても把握されていました。
兄弟で共有持ち分となっていた不動産を兄が譲渡したのですが弟はお金を受け取っていませんでした。

色々な事情があって弟はお金を受け取らなかったのですね。

税務調査が行われて共有持ち分の不動産を譲渡して所得があることを把握されていました。

本人はお金を受け取っていなかったのですっかり忘れていたのです。

不動産関係は登記情報から情報を得られますからね。比較的、把握されやすいです。

誤魔化したりしない

このように税務署は事前に情報を得ていることもあります。

下手に誤魔化したりしないようにしましょう。

嘘や誤魔化しはいけません。


税務調査でお困りの際は下記よりご相談ください。


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