って話 #1 - 非アイドルファン向けアイドルコンテンツ

記念すべき第1回。近しいところの人しか見ないだろうし、以前Replicant.fmにゲストで呼んでもらったときに話をしたグループを中心に選んでみた10曲です。よろしゅ。

ライナーノーツ的なものもどうぞ。

1.ATLAS - PassCode

記念すべき第1回の開幕はPassCodeで。彼女らはReplicant.fmの公開後にリスナーや身内から1番リアクションあった気がしてます。明るい草原を駆け抜けるような(実際MVバリバリ草原なんやけど)疾走感ありありの爽やかエモコアはまるで彼女たちが地上に上がったことを宣言するかのようです。いいっすね。

2.走れ! - ももいろクローバーZ

ももクロのメジャーデビューシングル(10年前!)からこちらのアンセムを。このシングルの頃はまだ早見あかりちゃんが居て、Zがついてない時代です。当時の彼女たちも今でいう地下アイドル的なものだった訳ですが、デビューイヤーのTIF(Tokyo Idol Festival)メインステージでの熱演はいつ観ても心が震えます。AKBもそうですが、以降のアイドルの在り方にとても強い影響を与えたグループです。クソエモなんでぜひ観てみてください。

3.CONVERSATION FANCY - 神宿

業界の慣習にとらわれない成長戦略で10年代後半アイドルシーンである意味重要な存在である神宿から、UUUM移籍後ファーストシングルを。ポップでキュートな感じにらしさがあっていいですね。このMVのリリース時に結構なYoutube広告を打っていたり、企画系やイベントの動画も多く、Youtubeを最もうまく使っているアイドルな気がしています。なんかさすがUUUMやな、みたいな。ちなみに彼女らの妹分グループは「かみやど」といって「ひらがなかみやど」と呼ばれています。どっかで聞いたことある話やな!

4.心から - 26時のマスカレイド

この曲の開幕に歌う来栖りんちゃんの声(まぁ顔面もやけど)かわいすぎないですか?すごく今っぽいアイドルボイスだと思います。そうそう、来栖りんちゃんと言えば、以前チェキを撮った時にハイチーズのタイミングで、すっと後ろに引くテク(?)を使われて、その遠近法によって僕めちゃくちゃ顔でかいおじさんみたいになったのも良い思い出です。って話だれが興味あんねん!

5.ドレミソラシド - 日向坂46

ふりかえると2019年は日向坂の年だった感じがしますね。紆余曲折を経てけやき坂46から改名し、激動のデビューイヤーを紅白歌合戦まで走り抜けました。この夏曲は、3年のキャリアを持つ新人という特殊な立場な彼女たちの期待やら不安やらあらゆる感情がないまぜになった夏、みたいな瞬間の美しさを感じます。もうこの感じは出せないんじゃないかなぁ。アンセム。

6.裸足でSummer - 乃木坂46

続いて乃木坂の夏のアンセムを。2016年この曲で乃木坂の現エース齋藤飛鳥ちゃんが初めてセンターに抜擢されました。AKBからトップアイドルの座を奪うまさに前夜というタイミングで、自己評価が低い(ように見える)彼女はその重圧から涙を流しネガティブな発言を繰り返していました。そして夏の野外ライブ3Days千秋楽、伝説の「神宮ーー!!」は、今となってはトップアイドル誕生の瞬間とも言えるかもしれません。

7.アイデンティティ - 真っ白なキャンバス

2019年の地下アイドル界隈で最もライブを盛り上げていたグループのひとつが、対バン負けなしのライブが強いライブアイドル、真っ白なキャンバスだったと思います。今年3月、満を持してのメジャーデビューのはずが、コロナ禍で苦しいスタートダッシュとなりました。頑張ってほしい!新メンバー募集オーディションも現在進行中。要チェックです。

8.スパーク - BiSH

楽器を持たないパンクバンドがコンセプトな彼女たちのアルバム曲としてパーフェクトな1曲。なんかこういう曲がブルーハーツとかのアルバムに入っててめっちゃええ、みたいな感じあるじゃないですか。メンバーの入れ替えがあったので’16バージョンもあるんですが、僕はこの最初の録音のが好き(めっちゃ細かいけど)です。落ちサビを歌うアイナ・ジ・エンドちゃんがエモすぎると思いませんか?あ〜ライブ行きたいなぁ。

9.輝きストーリー - サクヤコノハナ

個人的マストグループ、サクヤコノハナでいま僕が最もすきな曲がこれです。アレンジが若干ダサいものの、フックの転調とか地上感がありますね。歌詞も王道アイドルソングのきっとうまくいくよ的なやつで、アイドルの多様化が進みきったこのご時世、ここまで王道なのは逆にアリな感じします。顔面がやたら強くてパフォーマンスがゆるいところもある意味では王道で、1周回って逆張りみたいな感じがして良いですね。

10.LAST DANCE - lyrical school

今回の締めはリリスクで。最後の曲が流れだしたら〜から始まるうってつけのナンバー。ライブの締めに披露されていた気がします。リリックも女の子のこの瞬間を終わらせたくないよ的なベタですが、「この夜がNO CAP!あの月もNO CAP!」とからしさがあっていいですね。このMVはこれまでの名画のオマージュになっていてとてもかわいいので、ぜひ観てみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?