遺族だけが出てきても仕方がない。

私は地下鉄サリン事件のサリンガス に被曝した被害者だ。

2004年、地下鉄サリン事件被害者の会に入会の希望とともにコンタクトすると「活動していない」と入会を断られた。

2019年に確認すると「一切、新規会員を受け入れない」のだそうだ。

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サリン事件の被曝被害者の中に今も苦しんでいる人がいることは朝日新聞に既報の通りで、それは中村裕二弁護士も記事の中で認めている。

どうして、被害者を新規に受け入れないのか?

どうして、サリン事件の遺族ばかりを表に出すのか?

団体の意向とは誰の意向なのか?

お陰でサリン事件の被曝被害者の実情が社会に伝わらない。

オウムは悪い、アレフも、光の輪も悪い、しかし、被害者の会のやり方も同じように悪い。

サリン事件の被曝被害者の実情を語る人を育てなかった被害者の会、中村裕二弁護士、機構の宇都宮健児弁護士のありようはおかしいと思う。

こういうことは書きたくないのだが、書いて残しておこうと思う。

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さかはら あつし
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