株式投資の基礎~超入門編~

皆さんこんにちは。今日は株式投資についてアウトプットして行きます。

株式会社に勤めていて株式会社をしっかりと理解できていない人がほとんどだと思います。まず今日の超入門編で株式会社とはなんぞやという所からアウトプットしていきます。

株式会社の始まりは胡椒から?

昔、オランダ東インド会社という会社がありました。この会社は胡椒を輸送していたのですが、昔は海賊がたくさんいたり、今より嵐にのまれて無事に目的地まで辿り着けない船旅のリスクがありました。そこで考えたことが「胡椒が無事運べたら儲けを分かち合うが、リスクも分かち合う人募集」ということを考えました。そこで名乗り出た人が「株主」となり、分かち合う仲間としての証拠として会社が株主に「株券」を配りました。そして儲けが出た場合、株券の数におおじて儲けの「配当」を渡しました。これが株式会社の始まりです。皆さんが勤めている会社もこのような流れになっています。

資本金

皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが「資本金」というものがあります。例えば資本金が100万円の会社で発行株が100株の場合は一株当たり1万円ということになります。この株価を中小企業は自由に設定することが出来ます。

Due Diligence

中小企業は自由に株価を決めることが出来ます。悪い人がいてもし「この会社はこれから上場するから株価が上がる前の今にたくさん買った方がいいよ」や「もうすぐ大々的な発表でめっちゃ儲かるらしいぞ」など嘘の情報を流して騙して儲けようとする人もいます。とても詐欺リスクが高く信用がない状態になってしまいます。そこでDue Diligence(デューディリジェンス)という調査をお金を払って企業価値の査定や法律に関わる資産について調査します。

日本取引所グループ

毎回投資する前にDue Diligenceの調査をしているとお金が掛かってきます。そうなると投資家は「もっと安全に簡単に投資したい」企業側は「もっと多くの投資家に投資をして欲しい」と思い出来たのが日本取引所グループです。ここでは一定の基準をクリアした企業だけを登録させる会員制クラブを作りました。よく聞く「東証一部上場」「東証二部上場」「東証マザーズ」「ジャスダック」などがあり、東証一部は厳しい基準をクリアした会社が上場出来る場所で東証二部は少し基準が緩くなっていたりという感じです。

上場のメリット、デメリット

上場をすると経営状態を株主に公開する義務があります(IR)。上場する前はスモークミラーがかかったように見えない経営からガラス張りの経営になり見える経営になります。どんな経営状況なのか、今期は儲かったのか、資金調達をいくらしたのか丸見えになります。投資家が投資をする時に経営が丸見えになった方が投資しやすくするためです。ここまでの上場のついて話をしてきましたが、別に上場がすることがすごい、上場する会社はいい会社だということではありません。現に「森ビル」や「サントリー」「竹中工務店」「ロッテ」など一部上場出来る会社もあえて上場しない選択をしている会社もあります。上場するメリットとして ・社会信用が高まる ・資金調達が容易になる ・創業者利益享受 などのメリットがありますが反対にデメリットとして ・上場継続のための費用 ・株主総会の手間 ・経営について長期的視野を求められる ・買収リスクなどがあります。

株主総会はビックイベント???

この株主総会も一度は聞いたことがある言葉だと思います。株式会社において株主総会は株式会社にとってとても重要なイベントです。この株主総会は ・利益分配 ・役員の選出など会社の経営に関わるビックイベントになります。「今年の利益はいくら俺らによこすんだ!!」や「あいつを役員にすればもっといい方向にいくのではないか」など意見が飛び回る会にもなります。株主が今後もこの会社に投資し続けていいのか確認する場でもあります。投資家は株主総会で「もっと配当よこせ!」や「あいつを役員にしたらどうだ」など経営に文句をいってきますが、もし会社が倒産した時株主は一切責任は取りません。莫大な借金を抱えて倒産しても株主は出資額が0になるだけで全く責任を負う必要はありません。めっちゃいい身分ですよね。(笑)

株の利益の種類

株主はどのようなパターンで株の利益を得ているかアウトプットします。①株主配当②株主優待③キャピタルゲインこの3つになります。

①株主配当は株を買うと、その保有株数と配当価格によって配当額が変わっていきます。例えば年利2%で100万円の株を保有しているとすると年2万円が株主配当として入ってきます。その2万が株主配当になります。

②株主優待とは、基本的に会社側は株主にずっと株をもっていて欲しいと思っています。そのために株主優待として例えば日本マクドナルド株式会社であればハンバーガーの無料券を株主に配ります。有名な人で桐谷さんという人がいて株主優待をたくさん持っていて使いきれないという人もいます。

③キャピタルゲインとは、例えば100円で買い、120円で売る。この取引では20円の儲けになります。この20円がキャピタルゲインになります。逆に100円で買って80円で売った場合はキャピタルロスといいます。

ここでキャピタルゲインで絶対やってはいけない考え方をアウトプットします。サイコロを10回ふります。10回中9回も奇数が出ました。さて10回目の奇数が出る確率は何%ですか?

ここで皆さんの頭の中は「9回連続で奇数が出たのでそろそろ偶数が出るかな・・・」「今日はなぜか奇数が出やすい日なのかな?」など考えた人がいるかもしれません。この考えが株式投資でやっていけはいけない考えです。サイコロをふって奇数が出る確率は50%です。この確率は絶対変わりません。

なにが言いたいかというと株式投資も同じで例えば「ここ一週間で株価が暴落しているから手放そうかな」という考え方はやってはいけません。過去下がっているからや下がる傾向にあるからもう手放そうという考えではなく「現時点の株価がその会社にとって今買い時なのか。今売り時なのか。冷静に見極めること」が大事です。一週間下がり続けていますが、「現時点の株価は割安だから買おう」と冷静に判断したり、「株価が下がり損したから元をとるまで待つぞ」など変な感情や欲を出してもダメです。冷静に今を見極めましょう。

有料株式投資の知識

皆さんの一般的な考えとして、保有している株の株価が高くなると儲かるイメージがあると思います。しかしそれだけではありません。プロ投資家はどちらかというと株価が下がって儲かっている人がほとんどです。その方法が「高いときに借りて安い時に買い戻し返す」というやり方です。具体的な手順はアウトプットします。①証券会社から高いときに100株借ります。②100株を100円で売ります③100株を安くなった時に70円で100株買います④その100株は証券会社に返します。以上です。株価が下がって30円儲かりましたね。この方法はプロ投資家がほとんど実践してい一番儲かっているやり方なので是非覚えて下さい。

以上で株式投資の超入門編を終わります。ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?