[第10話]撮影を手伝う。
ある夜、こんな依頼が。
MV撮影の手伝いをして欲しい、とのこと。
雑用くらいなら何でも!とのことで快諾。
レッツ、MV撮影!
撮影を手伝う。
やってまいりました、夏本番!!!
あつしです。(太陽まぶしまぶし)
撮影で海にやってきました!
というのは、嘘でここは滋賀県は琵琶湖のとある湖岸。いい天気ですね。
今日は先日とは違うバンドのミュージックビデオの撮影のお手伝いに参りました。
車に積んだ機材を運び、準備。
それと並行して演者に化粧をしていく。
いやあ、絵になりますね。
衣装にも着古し感を出すために水にバシャバシャつけたり、地面にずったり、色をつけたりと加工。意外と自然なくたびれ感を出すのは難しい…
早速、撮影開始。
カメラの後ろにつき、小道具等の荷物持ちをする。油断していると、カメラの画角に写り込んで折角の画を台無しにする危険があるため、カメラマンの次の動作を予想し、移動する(過去に何度も映り込んでしまったことがあり、世界観を大胆にブレイクしている)。
漂流した男が陸に打ち上げられる。そこから立ち上がり歩くシーン。
足を引きずりながら何とか前に進む。彼は何のために歩くのか。そしてどこへ向かうのか。
水辺で倒れているシーンでは、波がちょうど顔くらいまで押し寄せていて水が口に入りまくるって言ってました笑
湖岸での撮影を一通り終え、次はとある山道へ。
光の加減も相まって、凄くいい画。
ギターを引きずりながら、歩くシーン。
カメラは歩いている演者を写しながら、後ろ歩きで撮影する。そのため、何かにぶつからないよう補助しながら同時に歩く。
撮影では撮りたい映像に合わせて、色々な手法で撮影をしていく。
三脚やスタビライザー等の機材や手撮り。
外でのロケでは小さい危険もあるので、安全面に配慮しながら補助を行った。
そうしてその日の撮影は無事終了。
今回のミュージックビデオはTIME PALADOXの「カレイド」という楽曲。
楽曲はコチラ。
TIME PALADOXは滋賀県発のロックバンド。山崎広貴(Vo.&Gt.)の独創的な世界観から放たれる詩と繊細かつ攻撃的な哀愁漂うメロディーが融合した新たな音楽を世の中に打ち出していく。
「カレイド」も例外なく、哀愁感を帯びながらも前に進む力をもった曲で、僕も大好きな曲です。
ぜひリンクから今回出来上がった曲を観て聴いてみてね。
今回の依頼はここまで。
ご依頼いただき、ありがとうございました。
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