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フードデリバリーの仕事は、小さな出会いに溢れてる

Uber Eats&出前館など、フードデリバリーの仕事をはじめて早2週間が経過し、件数にしてようやく60件を超えました。

自分は今、この仕事が楽しくて仕方ありません。はじめてすることなので、やることすべてが新鮮だし、成長の実感を日々感じられ、毎日いろいろな人に出会えるのが魅力です。

出会いと言うと、少し大げさな気もしますし、多くの場合、お互いの記憶に残らないし、人生にもほぼ全く影響しないとても小さな出会いです。それでも、何もしていなければ出会わなかった人と、わずかながらも接点ができていることは、やはりすごいことだと思っています。

お客さんだけで60人、店員さんを含めればさらに倍、配達中に町で小さなコミュニケーションをする人を含めたらもう少し増えます。単純計算で、この2週間で約150人の人生の一端に触れた格好です。

例えば昨日は、繁華街にある大人向けのお店がお届け先でした。お店の正面入口から、配達員が入るのは無粋じゃないかと悩んでいたら、お客さんから「正面から入っちゃって大丈夫ですよ~」とメッセージをもらいました。お店の前で立ち止まっていた私に気付いて送ってくれたようでした。ささやかながら心が通じ合った瞬間で、妙に嬉しかったです。

また、直接顔を合わせない置き配でも出会いを感じる瞬間はあります。置き配では、配達時に荷物をどこに置いたかを示す写真とメッセージを送れるので、ひと言メッセージを添えて配達を完了させます。昨日は、そんなやり取りの中でお客さんから後からチップを頂けました。自分の何が良かったのかは、分かりませんが、チップをあげたいと思えるサービスを提供できたならこんなに嬉しいことはありません。

ちなみに妄想家の私は、このフードデリバリーでの出会いの中に、後に別の形で接点ができる人がいたらいいなぁと思っています。お互い気付いてないけど、配達員とお客さん、店員さんとして接していたみたいなのは、これから件数が増えればあるかもしれません。

そう思うと今日も配達意欲が高まります。

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