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町内学校の先生方とICT活用についての座談会を開催しました

 モリラボは地域のICTの普及推進のため活動していて、最近は町教委で開催される事業に出前事業などを行っています。(たまに自分たちの団体の社会に対する意義など再確認してモチベーション上げてます)

令和6年1月14日ふれあい体験事業「プログラミング教室」

 今回、教育委員会から町内の先生方とGIGAスクールやICTについて座談会形式でお話する機会をいただいたので、令和6年1月17日、ラボのみんなで参加しました。
 令和元年のコロナ禍から急展開でスタートしたGIGAスクール事業、私も役所経験26年ほどありますが、この事業ほどドラスティックな変化はなかったと思っていて、当時の学校との協議の中でも賛成、反対、不安の声などたくさんいただいた事業です。あれから5年たち、現在の学校の状況について現場の先生からいろいろお話を伺うことができました。
 お話を伺ってみると、GIGAスクール事業から5年経った今でも積極的に活用してる先生とまだあまり活用していない先生がいて、まだまだ全員に浸透するには工夫が必要ではないかと感じました。GIGAスクール事業の目標にある「子どもたちを誰ひとり取り残さない個別最適化された学びを・・・」を達成するためには、教師も誰ひとり取り残さないように進めていけたらいいなと思いました。モリラボでどこまでサポートできるかは分からないですが、今回の座談会に参加していないICTを積極的に使わない先生にもお話を伺ってみたいと思います。
 また、書き取りなどの単純に覚える作業や反復練習など授業の内容的にもICTがなじみにくい物があり、これからの課題としてお話される先生が多かったです。
 世界がこれから進んでいくSociety5.0社会ではネットワークにある情報を利用するだけでなく、仮想空間と現実社会が高度にミックスされた社会へと変わっていく中で日本の社会や教育がSociety5.0で生きていく力を育てていくことが急務となっています。学校の授業でも単にコンピュータやタブレットなどの端末から情報を引き出すということから、情報をクリエイティブに活用できる取り組みについて、先生方と情報交換しながらご提案できればいいなと思いました。


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