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ICTができること

今年地元の森高校でちょっとうれしい出来事が起きました。なんと高校の出願倍率が0.7倍から1.0倍に。定員40名なので10人程の増加ですが、減少続きだった流れが変わった気がします。
これはもちろん素晴らしい授業や生徒数が少なくても部活動ができる総合運動部や総合文化部など森高校の先生方の取り組みが実を結んだのが大きいと思いますが、今年度から始まったICTを取り入れた授業も一役買ったのではと思っています。

令和元年度に国のGIGAスクール構想がスタートしてから5年が経ち、北海道の公立高校では令和4年度の1年生からからBYOD(個人のスマホなどの機器を持ち込んで使用すること)でICT機器の活用を始めているところ、森町・鹿部町の支援で全生徒にChrome端末を整備したのですが、これで終わらなかったのが今回の森高校のスゴイところなんです。国際大学GLOCOM、Code For Japanさんの協力によるデジタルシティズンシップ教育としてアプリ開発、NHKさんの効果音を作るDTI授業、Softbank・Yahoo!さんの協力によるオンラインショップ立ち上げ体験など、いきなりハイスペックな授業を展開しちゃいました。
アプリを開発する、オンラインショップを開設する、プレゼン資料を作ってみんなの前で発表したという経験は将来社会人になるときにはプラスになると感じてもらえたのはないかと個人的には思っています。

今回、弊ラボの理事で森高校の卒業生の山形巧哉氏が森高校のICT支援員に就任したことで色々な事業を展開できた訳ですが、ICTがすごいという訳ではなくて、ICTを使うことにより社会の最前線で活躍されているスペシャリストの方々との交流できることがすごくて、そうしたらやっぱりそれを繋ぐことのできるICTってすごいのかなって思っていたりします。



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