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日差し

雲ひとつない空
僕は眩しさに目を閉じる
肌を焼く太陽に
ほんの少しの怒りを感じて
僕はゆっくり目を開ける

皆を照らす太陽を
僕は少し憎んでる
僕の汚い心まで
照らしているような気がして
いつも睨み返すのに
太陽は変わらず笑ってる

あまり光をあてないでくれ
そのあたたかさで
溺れて死んでしまうから
僕は部屋の奥でそっと
光を見るのがちょうどいい

憧れと憎悪を掻き混ぜた
血走った目で今日も生きる

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