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旅の記:2023年9月のツアー㊺足王神社(岡山県赤磐市)

【旅の記:2023年9月のツアー㊺足王神社】

岡山でのライブの前に、足のケガ、病気に霊験あらたかな神社があるということで、赤磐市の足王神社をお参りしました。フットサル、サッカーをプレーしますが、ある時期やりすぎて怪我が続いたため、膝があまりよろしくないので、足関係の神社(結構あるんです)はよくお参りさせていただきます。
足王神社はオオクニヌシ、そしてスサノオが出雲国に降り立って最初の妻となるクシナダヒメの両親で父・足名椎之命(あしなづち)、手名椎之命(てなづち)をお祀りします。
江戸時代にここ和田村の給人で、後に郡代になった梶浦勘助という人が自宅にアシナヅチ・テナヅチの二神を祀っていたが、そのご利益が著しいとして、近隣の手足を病む人たちがお参りするようになった。これは二神を霊地に移して、一般公開しようと思い立った勘助は神意をうかがい、線香に火を点じて歩き出し、和田村の地頭山の麓の槇の大木まで来た時に線香が燃え尽きたために、そこを霊地として「足王宮」の社を建てた。それは現在地から50mくらい東の場所であったそうですが、幾度か遷宮されて現在の地に移ったとのことです。

狛犬、、ではなく足!
りっぱな足!
鎌殿。お社を建てる際に持ってきた鎌で周囲の草を刈り、鎌は木の根元に供えたそうで、「病の根を切る」という意味を持って参詣者が鎌をお供えして祈願するそうです。療養中に使われた靴やギブス、松葉杖なんかも奉納されている。
拝殿。
昭和62年改築の御本殿。

末永く楽しくボールが蹴れますように!

そういえば梶浦勘助さんを調べていたら、疱瘡神と相撲して勝ち、一族みな疱瘡の難を逃れたという逸話がありました。武芸に優れ、相撲好きの方だったそうです。

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