見出し画像

旅の記:2023年4月のツアー⑥廿日市八幡宮(広島県廿日市市)

【旅の記:2023年4月のツアー⑥廿日市八幡宮】

承久の乱で後鳥羽上皇側に与した佐伯氏に代わり、幕府に任命され厳島神社の神主となった藤原親実が桜尾城の守護神として鎌倉の荏柄天神を勧請して篠尾山に社殿を建て創建したのがはじまりという。
15代続いた藤原神主職も1533年大内義隆によって断絶させられるが、大内氏の寄進を受けて存続する。しかしいつしか社殿も荒れて、荒廃するが1652年に町の氏子が寄付を募って社殿を造営、復興した。この時の社殿は明治17年1884年に焼失し、現在のものは明治22年に再建されたものだそうです。

洞雲寺から桜尾城跡に行く途中に、高台の上にお社を見つけました。
要塞感ありますね、、

拝殿
瀬戸内海、そして見えているのは宮島だそうです。
お隣には737年に行基が開山したという正覚院がありました。江戸時代、夜間に航行する船の安全を守る石灯籠が現存しています。1585年には桜尾城主毛利元清がオランダ製の時計を寄進し、それに合わせて太鼓を打っていたそうで、昭和まで続いたそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?