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旅の記:2023年7月のツアー⑳安養寺(福井県福井市)

【旅の記:2023年7月のツアー⑳安養寺】

安養寺はもとは天台宗で越前市にありましたが、文明5年(1473年)朝倉孝景が一乗谷に移転、京都より浄土宗の僧侶を招き、浄土宗の寺院として開山した。永禄10年(1567年)足利義昭が朝倉氏を頼って一乗谷に来た際は、安養寺を御所として滞在したそうです。
天正元年(1573年)一乗谷は信長軍に攻め込まれ、朝倉家は滅亡、安養寺も焼け落ちた。
天正3年(1575年)柴田勝家が北ノ庄城に入ると、現在の地に再建された。
福井藩祖・結城秀康に帰依を受け、秀康の母・お万の方(徳川家康側室)長松院から多くの寄進を受けたということです。

山門。令和4年に再建。一乗谷での戦火を免れ、火災や戦災をも生き延びた黒門があったそうですが昭和23年の福井地震で倒壊してしまったそうです。門に長年住んでいた白蛇が、地震の前日に山へ帰って行くのを住職が目撃したそうです。
ご本堂
写真右奥は東雲寺。昭和56年の豪雪で倒壊してしまったため、昭和58年ご本尊阿弥陀如来坐像と共に安養寺境内に移転したそうです。

かわいらしい御朱印があるようですが、お寺の方が見当たらずでしたので、また機会があれば。

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