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旅の記:2023年8月のツアー㉘白子神社(山形県米沢市)

【旅の記:2023年8月のツアー㉘白子神社】

伝承では和銅5年(712年)の創建とされる白子神社。ご祭神は防火の神様・カグツチと農業の神様・ハニヤス。承和2年(932年)に出羽国国司・小野良春によって社殿が再建された。

暦仁元年(1238年)に出羽国置賜郡の領主で米沢城を築いたとされる長井時広が社殿を修理、置賜郡の総鎮守とされた。
以降、伊達氏・蒲生氏ら領主から崇敬を受け、上杉氏が米沢に入ってからも米沢総鎮守として大切にされた。慶長3年(1598年)には直江兼続が社殿を修理。

明和4年(1767年)に日向高鍋藩秋月氏から養子に入って藩主となった上杉治憲(鷹山)は貧窮する藩財政の再建を誓い当社に血判誓詞2通を奉納している。

大正6年(1917年)の米沢大火によって社殿を焼失、大正13年(1924年)に再建された。


鷹山公の誓詞が石碑になっています。
拝殿
ご本殿

宮司さんが留守だったので、御朱印はまた次回に。

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