見出し画像

野球におけるカテゴリーごとの違い

今回は野球におけるカテゴリーごとの違いについて述べていたいと思います。


野球における競技人口はカテゴリーのレベルが上がれば上がるほど人口が減少していくピラミッド型になっています。簡単に言えば、小学校や中学校の層が一番多く、プロや社会人の層になるにつれて減少していくということであり、これはほかの競技でも同じことが言えるでしょう。


では、そこにどんな違いがあるのでしょう。

それは、

それぞれの野球はその目的が異なり、カテゴリーごとに誰のためにやるかが変わってくる。

ということです。


ここからそれについて詳しく述べるためにカテゴリーを4つに分けてみます。

①導入期(小・中学校)
②成長期(高校)
③成熟期(大学)
④衰退期(社会人・プロ)


この時期は野球に出会い、触れ合うという一番楽しいと感じる人が多い時期であると言えます。そのため、主に自分がうまくなりたい、遠くに飛ばしたい、速い球を投げたいなど自分のために野球をする時期であると言えます。


この時期に変わる人が多いのではないでしょうか。この時期は多くの人が甲子園という舞台を目指すために毎日練習に明け暮れる日々が続きます。そして、競争社会に放り込まれると同時にチームが勝つための野球というものをする時期でもあります。この時期に初めて野球とは何かというものを僕自身は考えましたし、僕が一番成長した時期でした。


今の僕はこのカテゴリーにいます。実はこういうことを考えるようになったのもこの時期であり、高校ではなかなか時間の余裕がなくて考えることができなかった野球についてを一番考えている時期です。高校との違いは簡単に言えば管理か自由かということです。この②と③の間で一番野球から離れる人が多いように思いますし、大学野球というは選択の連続で成り立っているように思います。また、このカテゴリーは入りたくてもチームに入れないということが起こりうるカテゴリーであり、自分、チーム、入れなかった仲間、そして支えてくれる人のために野球をするべきであると感じています。


このカテゴリーは技術の面で日本のトップであり、たくさんの人が目指しても届かない日本最高峰のカテゴリーです。よくプロ野球において「ファンのために」という言葉がありますが、ここでは今までの人プラスアルファとして企業や莫大な人数のファンのために野球をします。簡単に言えば野球を仕事にして行うものです。見に来るファンは高いお金を払って見に来るため、それに見合うだけの野球が求められていると思います。



このようにいろいろな野球があり、カテゴリーが上がるごとにその一つ前のカテゴリーでやったことの意味が分かったり、今までの間違いに気づいたりとどんどん野球の面白みが増していくとともに野球に取り組むことに対しての責任が出てくると思います。

僕はたくさんの人に支えていただき今現在大学野球というカテゴリーで野球ができているので、そのことに感謝しつつこの大学野球でたくさんの経験をして楽しみたいと思います。そして、いつか何かの形で恩返しできたらなと思っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?