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やる気は「出す」ものではなく、「出る」もの 仕事に対して「出る」比率はどれくらいありますか

「やる気が出ない」
「やる気スイッチが欲しい」
そういう話、聞きます。

ただ、「やる気」は出すものではなく、「出るもの」です。
仕事の中には、「やる気を出す」必要があるものも、もちろんあります。
「出すもの」の時には、「乗り気」じゃないものに対してです。

学生の頃のやりたくない勉強や、アルバイトの作業などは、「やる気を出す」必要があります。

ただ、社会に出て働くとき、「やる気を出す」ことでこなす比率が多い仕事だとするならば、それは、その人にとって、「必要だと思えない」仕事ではないでしょうか。

本当にやろうと思える仕事なのであれば、やる気は、「出ます」
決して、「出す」ものではないはずです。

もし、本当に自分の仕事の99%以上が、「やる気を出す」ことでしか対処できないのならば、それは相当にストレスです。
でも、その比率が低いのであれば、それはそれでバランスをとる方が、最適解であることもあります。
人によってこの割合は異なります。

お金をもらえさえすればいいと、割り切って、自分の時間を切り売りしていることが自分の一番の安定だという人もいます。

お金は安くてもいいから、自分にとって、やりがいなどの価値を感じられないものはしたくない、という人もいます。

何が正解だというのは人によって異なります。

その正解は、それまでその人が生きてきた中で、どのように生きてきたのかを振り返るとその核となることに気づくことができます。

自分が働くとき、一番大切にしていきたいことは何ですか?

・お金ですか?
・社会的意義ですか?
・目の前の興味のある何かですか?
・仕事とプライベートの両立ですか?
…etc

その自分の大事にしたい何かの比率が一番大きくなるように働くことができると、きっと、「やる気」が出ます。

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