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最近学んだテーマ、効果的利他主義(Effective Altruism)、近所の地質など

自分は日常的に気になることや調べたこと、それで深まったことなどをひたすらメモに殴り書く。紙のメモに書く場合もあるし、iCloudメモに書くときもある。iCloudのメモは4,5年間で5000件以上溜まっている。

文章にできるほど思考が整理されていないが、最近学んで感じたことなどをザッと書こうと思う。そのとき興味のあることを残しておくのは大事だし、近い関心を持っている人がいたら嬉しいし。

効果的利他主義(Effective Altruism)

効果的利他主義(Effective Altruism)について、最近で一番影響を受けたし時間を使って学んだ。

上記の本を読んで、著者の展開する倫理に強烈に揺さぶられた。あらゆる苦しみを与える行為は避けるべきであるという観念を持ちながら、動物を殺す行為は「種差別」であるとして、簡単には反論することができない論理がなされる。

「してもしなくてもいいが、したら善いこと」ではなく、「しなかったら悪いこと」である。

という言葉は最も脳を揺さぶられた一言である。

著書を読んだときに残していたメモが以下。人に見せるようには書いていないので読みづらいが悪しからず。

それから、ピーターシンガー氏の著書をかき集めてひたすら読んだ。効果的利他主義というのもシンガー氏が提唱した理論であり、貧困や寄付、動物倫理に関するテーマなどが含まれる。ぜひ興味のある人は図書館で借りてみて欲しい。



近所の地質について

テーマは変わって地質。

最近家の近くの里山を走るのが楽しくて、休日に1~2時間走りに行っている。その里山は岩肌が露出している部分が多く、なぜこんな地質に?この岩石の名前は?と疑問が尽きなかったので調べていた。

先人の文献は偉大で、しっかり地質調査の資料が残っていた。自分が気になっていた岩石の名前はハイアロクラスタイトで、アイスランドやカナダでよく見られる地質らしい。地質年代は白亜紀のころ。でも地質年代の移り変わりがよくわからない。カンブリア紀とかジュラ紀とか、名前は聞いたことがあっても、詳細がわからない。動物の繁栄と絶滅に関連して名前がつけられているっぽいが、わからないことが爆発的に現れて処理が追いつかない。そもそも地層の区別とかもよくわからないし。

「わからない」という気持ちも、遊びであればストレスにならない。別に今すぐ投げ出しても何の問題もないし。好奇心が尽きない限り学ぶ、飽きたらやめる、で良い。この自由さが最高なんだよね。

とりあえず今度山を走って岩を見た時は、「これがハイアロクラスタイトや!!」と全力で叫びたいと思う。

そのほかにも英語学習で発音の面白さに触れて、イギリス英語とアメリカ英語、アメリカ英語でも西海岸と東海岸の違いに知ったり、地形図の読み方についての書籍を読んで今までまともに地図という活かし方を知らずに登山していたんだなと学んだり、論文を書いていて言葉の論理性やパラグラフライティングの技術を学んだり、「同意」について、相手の行為主体性を奪わずにお願いをするにはどうすればいいのかを学んだり、ヴィーガンレシピの本を片っ端から借りてきてヴィーガンカレーを作ってあんまりうまくいかなかったり。いやいや、もう爆発しそうである。興味の広がりが止まらなさすぎて。

分散的であることに対してポジティブに考えるタイプであるので、いろんなことに手をだすのは大歓迎である。「関心や活動を分散させることで、かえって個々の対象に真摯に取り組むことができる」という何かの本で読んだ言葉が好きで、そうそうこれ、って感じ。

このまま明日も興味を爆発させながら1日を過ごそう。趣味の分散投資はとっても大事。

読んでいただきありがとうございます☺︎