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【Apple Watch お役立ちガイド】Apple Watchでコミュニケーションしよう(テキスト編)

Apple Watchに内蔵されているマイクを使えば、メッセージなどのテキストを音声で入力できます。

また、Series7以降はApple Watchのディスプレイからソフトウェアキーボードを使ったテキスト入力も可能になりました。

今回はテキストを使ったコミュニケーションツールについて詳しく解説します。



Apple Watchでのテキストコミュニケーション

メッセージやメールを作成するにはiPhoneやMacを使うのが一般的ですが、Apple Watchでも標準アプリの「メッセージ」と「メール」でテキストコミュニケーションができます。

届いたメッセージやメールの内容をディスプレイで確認し、あらかじめ用意された短い定型メッセージをタップして返信したり、音声によるテキスト入力やキーボード入力で素早く返信できます。

メッセージを送信する

Apple Watchの「メッセージ」アプリでは、返信用のテキストメッセージを候補の一覧から選択できるほか、絵文字やステッカーなどのリアクションにも対応しています。

また、画面に表示されるキーボードやマイクの音声入力で、カスタムメッセージを作成して送信できます。

①Apple Watchで「メッセージ」アプリを開き(画像左)、[連絡先を追加]からメッセージの送信先を設定します(画像中央)。すると送信先の名前が表示されます(画像右)。複数宛に送信したい場合は[連絡先を追加]から追加できます。
②送信先を指定したら、[メッセージを作成]をタップして(画像左)、送信するメッセージの内容を[候補]から選択します(画像右)。
③定型文の「候補」以外に、新たにカスタムメッセージの内容を作成する場合は[iMessage]の欄をタップし(画像左)、右下のマイクボタンをタップして音声でテキストを入力します(画像中央)。また、Series7以降はソフトウェアキーボードからのテキスト入力も可能です(画像右)。
④メッセージの入力が完了したら画面右上の[完了]ボタンを押し(画像左)、[送信]ボタンをタップしてメッセージを送信します(画像右)。

Siriを使ったメッセージ作成

音声アシスタントのSiriが設定されていれば、下記の手順でApple Watchに話しかけることでメッセージの作成と送信ができます。

また、「Hey! Siri」に続けて「〇〇(連絡先の名前)に〇〇(メッセージ本文)とメッセージで送信」のように話しかけることでも同様の操作が可能です。手が空かない状況でも、メッセージの作成から送信までスムーズに一連の操作を行えます。

①腕を上げて「Hey! Siri」とApple Watchに話しかけ、「〇〇(連絡先に登録されている名称)にメッセージを送ります」と話しかけます。
②続けてメッセージの内容を話し、メッセージを作成します。メッセージの作成が完了して数秒沈黙すると、自動的にメッセージが送信されます。あるいは、矢印ボタンのタップでも送信できます。
③Siriに話しかけた内容でメッセージが送信されました。ただし、この方法では画像やステッカーの入力はできません。

リアクションを追加する

「メッセージ」アプリには、受信したメッセージに後から「リアクション」を追加する機能があります。

これは忙しい時や、テキストで返答するほどではない内容に対して簡潔に自分の意思を伝えるための機能です。リアクションの種類はハートやサムズアップなど6種類あります。

①リアクションを追加したいメッセージをロングタップすると(画像左)、リアクションの種類が表示されます(画像右)。
②追加したいリアクションの種類を選択してタップします(画像左)。すると、メッセージにリアクションが追加され、相手にも通知されます(画像右)。

ステッカーを送信する

「メッセージ」アプリでは、テキスト以外のコミュニケーション手段として「ミー文字」などの「ステッカー」が用意されています。

iPhoneやMacの「メッセージ」アプリで設定したステッカーは、そのままApple Watchでも使用できます。

①メッセージ入力欄の左のApp Storeアイコンをタップして(画像左)、左上のミー文字のボタンをタップします(画像右)。
②最近iPhoneやMacの「メッセージ」アプリで使用したステッカーや、作成済みのミー文字のステッカーが表示されます(画像左)。さらにスクロールすると、Apple Watch用の手描き文字のステッカーも選択できます(画像中央)。送信したいステッカーを選んでタップすると、ステッカーが送信されます(画像右)。

メールをApple Watchから送信する

Apple Watchはメールの送信にも対応しています。
こちらは「メッセージ」アプリのように、Siriによるテキスト入力から送信までの操作に対応していませんが、新規メッセージの本文を作成する際の音声入力に対応しています。

①Apple Watchで「メール」アプリを開きます(画像左)。画面右下のメールの新規作成ボタンをタップするか(画像中央)、すでに届いているメールに返信する場合はメールを開いて画面右下の返信ボタンをタップします(画像右)。
②[連絡先を追加]からメールの送信先を設定します(画像左)。設定したら[件名]や[メッセージを作成]をそれぞれタップして、メールのメッセージ本文を作成します(画像右)。
③メッセージの内容は「候補」から選択するか(画像左)、音声でテキストを入力します(画像中央)。また、Series7以降のモデルは、Apple Watchのキーボードでテキスト入力が可能です(画像右)。
④入力が完了したら右上の[完了]をタップして(画像左)、[送信]ボタンをタップすればメールが送信されます(画像右)。

Apple Watchでのテキストコミュニケーションは、これまでiPhoneやMacの補助的な役割でした。しかし、比較的新しいApple Watchではソフトウェアキーボードによるテキスト入力が可能になり、対応範囲が広がりました。

また、iPhoneの通知設定から「Apple Watchキーボード」を許可していれば、Apple Watch側でテキスト入力画面を開くとiPhoneに通知され、iPhoneの画面からそのままテキスト入力も行えるようになりました。

Apple Watchは通知の確認など受動的な機能のイメージがあるかもしれませんが、音声入力やテキスト入力の機能の活用で利便性は上がります。

ぜひ、これらの機能をコミュニケーションに活用してみてください。