なぜブロックするのか? 反対意見から目を背ける政治家たち。その心理を覗いてみる
●ブロックされた質問
私の住む町の市長は、ツイッターをやっている。
先日、彼にツイッター上で、質問を投げかけた。内容は、以下の2点である。
質問1 厚労省のコロナ感染状況のデータを貼り付けて、「果たしてパンデミックは起きているのでしょうか?」と訊ねた。
質問2 WHO公表のワクチン副反応のデータを貼り付けて、「副反応の症例が従来のワクチンに比べると、圧倒的に多いと思われないでしょうか?」と訊ねた。
ところが、市長は、私の質問に答えるどころか、アカウント自体をブロックしたのだ!
●共通点を探る
市長が私のアカウントをブロックしたというツイッター上の通知を眺めつつ、頭に浮かんだのは、あの前ワクチン大臣だ。
「数億回打って、副反応ゼロ」と話していた〇〇太郎である。
元大臣とウチの市長の共通点を調べてみると、米国のジョージタウン大学に留学していた。
ちなみに、ウチの市長は、カイロ大学にも留学していた!(カイロ大学といえば、首席で”ご卒業”された都知事が思い浮かぶ)
強烈なワクチン推しであるウチの市長、そして副反応ゼロ大臣と”首席”卒業知事という3人の政治家たちに、学歴以外で、共通する点は、
『反対意見に、一切、耳を傾けない』
ことだ。あるいは、表現を変えれば、
『反対意見が存在しないかのように振る舞う』
ことである。
●野望から生まれた所産
K大臣とK知事には、もう一つの共通点がある。
それは、二人とも、強烈な政治的野望の下、育てられてきたことである。
本人の野望というよりも、親の野望の所産である。
想像するには、「いいか、お前は政治家になるんだぞ」と幼い頃から言い含められ、物事の考え方を、全て、”政治的”に捉えるように育てられたのだろう。
だから、少数意見と思われる意見は存在しないように振る舞うし、直面を強いられるとブロックするのだ。
●ギブスをはめられた運命
果たしてウチの市長が、親の野望を託された運命にあるかどうかわからない。
わからないが、ツイートブロック以外にも垣間みる応対の処し方をみると、
2人のKと同じく、政治家養成ギブスをはめられた運命なのかと想いを馳せる。
ツィッターブロックは、あの人たちにとっては、ギブスで培われた極めて自然な行為であるのだろう。
●仕組みが生んだ小さな独裁者たち
そうしたギブスをはめられて育った人たちだから、一旦、要職につくと、振る舞い方がわからない。ギブスの代わりに、支配者からの指示に、ただ従う。
新しいギブスである。ギブスがないと生きていけないのだ。
ギブスだらけの社会構造が生んだ小さな独裁者たちが、ウチの市長、そして二人のKと言えるだろう。
●ギブスをはめろ
かつて、家老がいて、殿様の身の処し方について進言した。殿様になるためのギブスが殿様になっても、あるいは殿様になったからこそ必要だったのである。
企業でも、社長となる運命を持って生まれた後継者にも、補佐役がギブスをはめさせた。
今は、ギブスをはめる人たちが、誰もいない。
昨日、ツィッターをブロックされたことを市役所の担当者に伝えたところ、
「知るか!そんなこと!」
となじられた。
極めて危険である。
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