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Business Network Lab

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Sansan株式会社のオウンドメディア「BNL」で執筆した記事。サイト閉鎖に伴い随時転載しています
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#会話

ビジネスの人材育成を、落語の徒弟制度から考える──立川志の春 × 宇田川元一 × 森山和彦(後編)

ビジネスの人材育成を、落語の徒弟制度から考える──立川志の春 × 宇田川元一 × 森山和彦(後編)

立川志の春、宇田川元一、森山和彦による鼎談最終回は、対話の対極にある「忖度」という流行語を入り口に、イノベーションの起こる組織のあり方、さらにはそれを支える人材をいかに育てるかという話題へと展開していった。

忖度あるところにイノベーションなし志の春 今年の流行語に入りそうな言葉に「忖度」ってあるじゃないですか。あれって会話の逆ですよね。言わずともわかれ、ということですから、あえて会話を排除してい

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語りの力で、問題解決より「問題解消」を目指そう──立川志の春 × 宇田川元一 × 森山和彦(中編)

語りの力で、問題解決より「問題解消」を目指そう──立川志の春 × 宇田川元一 × 森山和彦(中編)

前回に引き続き、立川志の春、宇田川元一、森山和彦による鼎談をお届けする。

会話をする時、ぼくらはそこで何をやりとりしているのか? 落語の表現方法をヒントに、問題を解決ではなく「解消」するための方法論で盛り上がる。

アイコンタクトのないプレゼンはモノローグ志の春 ビジネスセミナーをやる時って、結構パワーポイントを使うことが多いですよね? パワーポイントを使った場合と、一切使わないで同じ内容のこと

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落語家と考える、仕事がうまくいく「会話の力」──立川志の春 × 宇田川元一 × 森山和彦(前編)

落語家と考える、仕事がうまくいく「会話の力」──立川志の春 × 宇田川元一 × 森山和彦(前編)

経営学者の宇田川元一は、BNLが過去に行ったインタビューの中で、組織を変える力は「語り」の中からしか生まれないと言った。人と人とがともに何かにあたる時、そこにはおそらく、常に何かしらの対話がある。ビジネスネットワークを考えるうえで、ぼくらは「語り」について、もっと考えなければならない。

そこで今回は、落語家の立川志の春、CRAZY代表の森山和彦との3者鼎談という形で、「語り」がイノベーションにど

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