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陶芸教室 4回目 紐作りに挑戦

昨年の11月からはじめた陶芸。今日はこれまでの3回の体験教室で作った作品を最初に受け取った!焼き上がった湯呑みを見て、出来栄えはともかくとして、ただただ嬉しかった。

焼き上がった自分の初めての作品

3回の体験教室を終え、今回からは月1回定期的に陶芸教室を受講することになった。

今日は最初に陶印を作った。陶印とは「焼き物」でできた「印鑑」のこと。焼き物をひっくり返すと裏にハンコを押したような作者の印がある時があるが、それが陶印で押された作者名。
いくつかの受講者の見本を見て、文字と形をどうするかを考え、1時間ぐらいで作り上げた。

陶印 文字はイニシャルのA、形はとっくりに!


いよいよ今回から手びねりの「紐作り」という技法に挑戦。

「紐作り」とは、粘土で紐を作り、底面とした粘土の周囲上に、それを巻き上げるようにして積み上げ、器ものを成形し、積み上げて一体となった粘土の面裏を滑らかに整える成形技法。(出典 weblio辞書から)

①手ロクロの中央に円形の土台を作る。この部分が器の高台になる。
粘土を紐状にする。力を入れずにコロコロ転がして内から外へ広げるように紐状にする。

このような紐状のものを6つ作る

③高台の縁に紐状に伸ばした粘土を一周せさる。内側と外側それぞれから紐を高台に貼り付けていく。

紐状に伸ばした粘土を一周させる(イメージ)

④続けて紐を1段ずつ積み上げ、粘土の壁を徐々に高くしていく
⑤紐を積み終わったら、厚みが均一になる様に伸ばしていく

内側、外側と押しながら厚みを均一になるよう伸ばしていく(イメージ)

⑥弓を使って器の縁をまっすぐに切る。なめし皮を使って口当たりをなめらかにする。
⑦固く絞ったスポンジで形を整える。
⑧ワイヤーを使って手ロクロから作品を切り離して完成!

紐作りで作ったどんぶり!

次回は2月に「削り」を行う予定。

前回の玉造りに比べて、今回の紐作りの方が難しく感じた。粘土を紐状に伸ばすのも、あまり力を入れずに転がすだけでいいのだが、ツイツイ力が入ってしまい太さが均一にならない。
紐状の粘土を積み上げて、最後の厚みを均一にしていく作業も理屈ではなく、感覚で覚えていくものだった。
横で講師の方も同じようにどんぶりを作ってくれたが、完成した形はだいぶ違っていた。とにかく粘土に触って作って慣れないとこの厚みを均一にしていく感覚は身につかないだろう!

2時間ほど粘土に触っていると、気持ちがとても安定し、終わると充実感でいっぱい!月に1回だが自分にとっては大切な時間! 次回が楽しみである。

#陶芸 #焼きもの #手びねり #紐作り #陶芸教室 #趣味

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