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読むだけで50万円は違ってくる⁉︎損しないためのワーホリロードマップ

突然ですが、みなさん、海外生活を始めたくないですか?
日本の今の生活で満足しているから、別にする必要性を感じないという人も多いでしょう。
しかし、日本の今の暮らしに満足していると、いつの間にかヤバいことになっているかもしれないですよ。

このツイートで見られるように日本人の給料は30年で4%しか上がっていないです。
4%ですよ⁉︎
衝撃的な数字とは思いませんか?
さらにショッキングな話で、手取りの給料だと平均で10万円減っています。
そのくせ、iPhoneの値段をはじめとした物価の値段は年々あがっていたりします。


コンビニの弁当の底上げ問題とかに見られるようにサイレント値上げという現象も目立ってきました。
そんな今の日本の現状を見かねてか、海外移住を検討している人も年々増えています。
芸能人の移住とかが話題になった影響もあるのでしょうけど、海外移住に対する関心が高まっていることに間違いないでしょう。


でも、思う人は多いはず。
海外移住なんていうものは、一部の特別な人にしかできないのではないか?と。
何もとりえのない一般人の自分なんかができることではない。
そう思いたい気持ちはすごくわかります。
なぜなら、僕も同じようなことを思っていたからです。


僕は最初は海外の大学でMBAを取りたいと思ってました。


しかし、学費の高さに愕然としてあきらめました。
学費だけならまだしも、そこに生活費もかかってくるワケですから、年間500万円は軽くとんでいくでしょう。


そうなった時に何か他に海外生活をする方法はないかと模索しました。
そして、見つけたのがタイトルにある通りの「ワーキングホリデー」という制度でした。
「ワーキングホリデー」に行くと決めてからは、出国に向けて着々と準備を進めてきました。
貯金はもちろんのこと、実際にワーホリエージェントに行って話を聞いて、綿密にスケジューリングを立てたりしてきました。
そんな準備が功を奏し、無事2017年4月にカナダのトロントへワーキングホリデーに行くことができました。


「ワーキングホリデー」は留学とかと比べて遥かに簡単に海外生活をすることができます。
とは言え、思い立ったらすぐ吉日といった形ですぐに行けるものでもありません。
貯金やらビザの手続きやら色々と準備しないといけないからです。
中には、手続きを忘れているだけで、50万円くらい損する話だってあります。


なるべく無駄がなく後悔しない形でワーホリがしたい。
そんなあなたに向けてこの記事を書かせていただきました。
この記事はワーホリエージェントで教えてもらうような単なる「やることリスト」では終わりません。
ワーホリに行くための準備資金の貯め方までお教えします。


僕は手取り18万円ほどで3年間で150万円貯蓄して、ワーホリに行きました。
その時にやった貯蓄方法や節約方法を惜しみもなく書きました。
また、忘れがちな出国前のお役所とかの手続きに関しても書かせていただいております。
この話もエージェントでは教えてくれない話だったりします。


この記事を読むだけで50万円も違ってくるので、それ相応のお値段でお届けしたいと考えてました。
しかし、僕は一人でも多くの人に海外生活を体験して、自分が変わるキッカケになって欲しい。
そして、一人でも多く海外生活を通してグローバルマインドを身につけ、日本だけでなく世界に目を向けられるようになって欲しい。
そういう思いで今回も無料で提供させていただきます。
海外生活に少しでも興味を持たれた方は是非とも手に取って欲しいロードマップに仕上がりました。
何度もいいますが、この記事を読むと読まないとで50万円は違ってきます。
※「ワーキングホリデー」制度は30歳以下の方が対象となります。
そのあたりを理解の上、購入していただきますようお願いいたします。


3年前 お金を貯める

当たり前ですが、ワーホリはタダではできません。
飛行機代や現地での当面の生活費などある程度のお金を用意しておく必要があります。


では、どれくらいのお金を用意すればいいのかと言うと、
100万円を目安としてください。
語学学校を検討している方であれば、150万円は必要となってきます。
ただし、必要最低限の金額という話であれば、45万円あればやっていけます。
詳しくはnoteにも書きましたので、興味があれば一読することをオススメします。


ワーホリというのは予定通りにいかないことが多く貯金はあればあるほど有利になります。


結構な額のお金が必要であることはわかった。
でも、今の給料だと貯金が難しい。


そんな人も多いかと思います。
そこで、皆さんが少しでも多く貯金できるように僕の貯金術を紹介します。
僕は手取り約16万円くらいで毎月5万円を貯蓄して、3年で150万円貯めました。
なので、かなり説得力があります。
紹介するのですが、ざっくり書くと以下のことを心がければお金は貯まります。


①毎月の給料から天引きで貯金する
②住む場所を見直す
③通信代を見直す
④食事は自炊もしくはスーパーの半額セール
⑤人付き合いを見直す
⑥趣味はお金がかからないものにする


順に説明していきます。


①毎月の給料から天引きで貯金をする

「財形貯蓄制度」をご存知でしょうか?
「財形貯蓄制度」とは、毎月の給料から天引きして、財形貯蓄取扱金融機関にお金を貯蓄する制度のことを言います。
要は給料を自動で天引きして、別の口座に貯蓄することです。
この制度を使えば、いちいち貯金用の別口座を設けることなく、自動的に一定金額を貯金でできるというワケです。


どうしても、お金に余裕があるとわかるとお金を使ってしまうものです。
そうなると、財布が緩み貯金することを後回しにして、要らない服を買ったりして無駄遣いをしてしまいます。
しかし、あらかじめ給料から天引きすれば、残りの金額で生活しようとやりくりするようになります。
そして、やりくりしていく内に自然とお金が貯まる生活ができます。


ただし、「財形貯蓄制度」は採用している会社と採用していない会社があります。
興味があれば、一度給与担当をしている部署に確認してみましょう。


「財形貯蓄制度」を会社で採用していけなければ、給料の振込先の銀行の「積立預金」を利用するといいでしょう。
その際は、途中で解約できるかどうかや、途中で積み立て金額(毎月の貯金額)を変更できるかどうかの確認はした方がいいですね。
いざ、5万円を頑張って貯蓄するという目標を立てても、生活のやりくりがうまくいかず、妥協してしまうケースはよくあるからです。
できれば、固い決意を持って5万円というラインをキープして欲しいところではありますが、こればっかりは本人の意思次第になります。


②住む場所を見直す

貯金をするとなると、一番に減らすべきは固定費です。
色々ある固定費の中で最も大きな額を占めているのが住居費です。


突然ですが、みなさんの家賃はいくらですか?
僕は共益費込みで38,000円のアパートに住んでいました。
しかも、大阪市内です。
意外かもしれませんが、探せば格安で良さげな物件は見つかるものです。
東京23区内でも探せば、家賃が5万円くらいのところは見つかります。
家賃に占める割合が手取りの50%を超え出すと、貯金はかなり難しくなります。
ワーホリをすると決めたら、まずは自分が住んでいるアパートを見直しましょう。
家族や勤務地次第ですが、実家で暮らすのも全然アリです。
そこはプライドを捨て去りましょう。


③通信代を見直す

盲点かもしれませんが、通信代も固定費としてはバカにならないです。
毎月かかる金額が1,200円と5,000円とでは1ヶ月で見れば大したことがない額かもしれません。
しかし、1年となると約5万円くらい違ってきます。
あなたはスマホの通信代をどこの会社と契約していますか?
ソフトバンクとかの大手キャリアであれば、会社を切り替えた方がいいです。

そして、一気にお金を失わないからと言って、分割払いでスマホを大手キャリアから通信契約とセットで買っていませんか?
それもワーホリに行くのであれば、絶対に辞めたほうがいいです。
なぜなら、SIMロックがかけられているからです。


SIMロックとは、簡単に言えば日本の通信会社のSIMしか使えないようにするロックのことです。
SIMロックがかかっていると、海外の通信会社と契約してスマホを使うことができません。
現地でスマホ2台持ちというかなりわずらわしい目にあってしまいます。
便宜的な話も踏まえて、通信会社は格安SIMにして、スマホはSIMフリーのモノを通信会社とは別で買うようにしましょう。


④食事は自炊もしくはスーパーの半額セール

固定費以外で悩ましい出費が食事代です。
1日の食事代を1000円くらいに抑えて、月々3万円くらいで済ませればかなりいい方です。
ただ、1食300円くらいに抑えないといけないので、ほとんどの食事が自炊となってしまいます。

自炊をするのもひとつの手ですが、どうしても料理が苦手な人も多いはずです。
料理が苦手な方はスーパーのタイムセールで惣菜やお弁当を買うことをオススメします。
スーパーのタイムセールであれば、400円くらいの弁当でも200円くらいで購入できます。
惣菜を買って、翌日の弁当に入れたりすれば、昼食代の節約にもなります。
そして、ワンコインあれば惣菜とセットで晩酌もできます笑
料理をするのが面倒臭いという方は、是非ともスーパーのタイムセールを狙いましょう。


⑤人付き合いを見直す

非情な話ですが、人付き合いを見直すとお金が貯まります。


よくありませんか?
会社の上司から飲みに誘われること。
1回飲みに行くだけで、普通に1,500円くらい飛んでいき、あっという間に1日の食事代の予算をオーバーしてしまいます。
これが週1くらいだったらまだいいのですが、毎日となってくると出費が膨大になっていきます。
特に遊んでいないのに、いつの間にか手元にお金が残っていないという人はこのタイプの人が多いように思います。
会社の飲み会は極力断っていきましょう。


ちなみに、僕は飲みの誘いがあったとしても、しれーっと断ってやり過ごしていました。
最初の方は飲みに誘われることが多かったのですが、プライベートで筋トレやバスケをしまくっている話とかもしていたので、上司も理解してくれたようです。
それでも、職場の人間関係に関わってくるような重要そうな飲みの誘いには乗ったりしてました。
飲みの誘いに関しては、自分で言うのもアレですが、かなりうまくやり過ごしたと自負しています。


プライベートで忙しくしていると、周りは勘づくものです。
副業でも趣味でも何でもいいので、仕事以外にのめり込めるようなものを持っておきましょう。


人付き合いで見直した方がいいもう一つの話は結婚式のお誘いです。
学生時代の友達が結婚して、結婚式に招待されるというのはよくある話です。
友達が超絶少なかった僕にもありましたから笑
ただ、結婚式に参加するってすごくお金がかかります。
遠方だったら、交通費とホテル代がかかってきます。
さらには、ご祝儀までかかってくるので軽く6、7万円は飛んでいきます。


結婚式の誘い自体は毎月あるワケではないのですが、1年に1回であってもかなり痛い出費です。
かなり非情な決断になりますが、断りましょう。
理由は何でもいいです。
最もらしいのが、仕事が忙しいという理由ですね。
会社が休日出勤を課すような会社で、結婚式の日も仕事があって行けない。
このような理由で十分です。
結婚式に誘われたら、参加しないといけないモノと勝手に思い込んでいるのであれば考えを改めましょう。


周りの常識とか慣習に流されるとお金は絶対に貯まらないです。
ちなみに、僕は33年間生きてきましたが、未だに結婚式には参加したことがないです。
社会勉強として、一度は参加してみたかったりします笑


⑥趣味はお金がかからないものにする

趣味にかかるお金もバカになりません。

例えば、ゴルフ。
ゴルフを始めるとなると、ゴルフセットを揃えないといけません。
中古で揃えても5万円くらいはかかります。
さらには、打ちっぱなしに行く際にも毎回1000円くらいは飛んでいきます。
はっきり言ってお金がかかる趣味としか言いようがないです。
他にも旅行が趣味で月1でどこかに遊びに行ったり、服を買い漁ったりお金がかかるような趣味はいくらでもあります。


しかし、逆にお金がかからない趣味も増えてきています。
例えば、ゲームやアニメ鑑賞なんかはお金がかからない趣味にあたります。
ゲームであれば、スマホのゲームアプリを無課金で遊べばいいワケですし、アニメであればNetflixとかアマプラに契約すれば、月々1000円程度で見放題になります。
他にもスポーツなんかはお金がかからない趣味と言えます。
僕はバスケが趣味なのですが、バスケをするのにかかるお金は体育館の利用代くらいです。
大体ワンコイン以下でした。
週末に旅行に行ったりするのに比べると、はるかに安い出費と言えます。


あと、スポーツジムにも通ってました。
最近流行っている24時間ジムです。
会費が月々6000円くらいしましたが、飲み会3回分くらいと考えたら、安く感じましたし、何より健康になれます。


前の話と被りますが、趣味においても人付き合いが絡んできます。
人付き合いが多い人は必然的に趣味も多くなっていく傾向があり、中にはゴルフのようなお金がかかる趣味に手を出したりします。
はっきり言いますが、友達が少ない人ほどお金が貯まります。
これはこの世の真理と言えます。


以上のやり方を参考にお金を貯めていきましょう。
もう一度いいますが、ワーホリは思い立ったら吉日で始められるものではないです。
結構な額のお金を貯める必要がありますし、そのためには多少の我慢を強いられることもあるというのは覚悟しておきましょう。


1年前 ビザの申し込み

滞在予定の国によりけりですが、ワーキングホリデーの有効期間が1年であることを考えると、滞在予定の1年前くらいにビザの申し込みをするのがいいでしょう。
僕の場合だと、カナダはビザの申請をしてから半年くらい経ってからビザが下りました。
しかし、オーストラリアだと3日くらいで下りました。
色々な人の話を聞いてみても、オーストラリアのビザの認可が降りるスピードはめちゃくちゃ速いと聞きます。
ただ、それはオーストラリアとかの一部の国に限った話なので、余裕を持って1年前くらいからビザの申請をするようにしましょう。


ビザの申し込みですが、日本語ではないです。
全て英語もしくは滞在予定の国の言葉になります。
英語ができる人は自分でビザの申請をしてもよいのですが、英語に自信がない方はエージェントを頼るようにしましょう。


オーストラリアのような国であれば、1週間くらいで認可が下りるので、手続きに不備があってもやり直しは簡単にできます。
しかし、多くの国では申請してから認可が下りるのに数ヶ月はかかります。
申請手続きに不備があると、数ヶ月が犠牲となってしまいます。
さらには、手続きの書類は専門的な用語が多く英語に弱い人にとっては翻訳するのが面倒な内容になっています。
なので、手続きに多少お金がかかったとしても、ビザの申請はエージェントに頼むのをオススメします。


半年前 英語の復習を始める 海外保険の加入手続き 海外送金の準備

①英語の復習を始める

ホリエモンも言ってますが、海外生活を4年間してきた身としては、中学英語がきちんとできていれば海外生活は問題なくできます。


生活ならまだしも、バイトとか仕事をするのであれば難しい英語を使うのではないかと思っている人も多いかもしれないですが、実際はそうでもないです。
飲食店のキッチンでもホールスタッフでもそうですが、難しい英会話をしたことがないです。

ただし、寿司屋のアルバイトに関しては、少々使う英語が難しかったりします。
なぜなら、お客様からの要望がすごく細かいからです。
かっぱ巻きのきゅうり抜きをお願いしたいとか、お子様セットに入れる寿司を変えて欲しいとか、サーモン巻きにきゅうりを追加で入れて欲しいとか、サーモン炙りの炙り加減をレアにして欲しいとか…。


挙げるとキリがないですが、とにかく海外のお客さまは日本以上に要望が多いです。
日本人なら我慢するような話でも、普通にクレームを出したりしてきます。
中学英語をマスターしていれば働く上では問題がないとは言え、寿司屋のバイトは避けた方がいいでしょう。


話が脱線しましたが、中学英語がきちんとできていれば海外生活は問題なくできるとは言え、今まで英語を使う機会がなかったという人も多いはずです。
となると、耳が英語に慣れていないことも大いにありえます。
いくら中学英語が理解できるとは言え、中学英語レベルのリスニングができるかどうかは別の話です。
耳が英語に慣れているかどうかは、会話をする上ではすごく大事です。


中には洋画を見たり、英語ニュースを聞いていればいいのではないかと思うかもしれません。
はっきり言って違います。
会話をするしないでは脳の使われ方が全然違うからです。
そして、何より外国人とコミュニケーションを取れるという自信にも繋がります。


現地に行けば自然と英語環境で生活するから、英語力は必然と伸ばせるので、日本で勉強する必要がないと思う人が多いかもしれません。
確かにその通りなのですが、『あること』を予定に入れていると絶対に日本で英語に慣れていた方がいいです。


それが語学学校です。
語学学校に通う予定の方は絶対に日本で英語に慣れておくことをオススメします。
理由はクラス分けがあるからです。
クラス分けである程度上のクラスに行かないと、周りが日本人と韓国人だらけの海外に来ているのかどうかわからない環境で授業を受けさせられるハメになるからです。
しかも、お互いに英語が不慣れなので会話がカオスになってしまいます。

せっかく海外に来たのに、日本人とだけ友達になりたいですか?
嫌であれば、出国する半年くらい前から英語の復習はしておきましょう。
勉強するのであればオンライン英会話をオススメします。
なぜなら、月額料金が安く時間の融通がすごく効くからです。
月々6千円程度で毎日英会話ができるのはすばらしいです。
社会人となると、参考書を買って勉強するのが面倒になる人も多いはずです。
しかし、オンライン英会話であれば、会話なので勉強をしている感覚がすごく薄れます。
勉強が苦手という方は是非ともオンライン英会話を検討して欲しいところです。
余裕があれば、オンライン英会話にプラスして参考書を用いて勉強しましょう。
半年もあれば、英語力は全然違ってきます。


あと、余談ですが僕はレアジョブを半年ほど利用していました。

レアジョブを利用していなかったら、語学学校でカオスな空間で授業を受けることになっていたでしょう。

②海外保険の加入手続き

病院に行くつもりはないし、海外保険に加入する必要はないと思われる方がいるかもしれません。
しかし、行く国によっては海外保険に加入しておくことがワーホリビザでの入国要件に含まれるケースがあります。
カナダの場合は正にそうでした。

ただし、毎回海外保険の加入証明書の提示を求められるワケではないので、未加入でも大丈夫だったりします。
しかし、かなりグレーな方法なので海外保険に加入しておくことをオススメします。
万が一、提示を求められたときはシャレにならないです。

海外保険代がどれくらいかかるのかというと、最低金額で16万円くらいです。
これは僕のケースで、僕は加入する際にあらゆる余計なオプションを省きました。
はっきり言って、タクシーでの病院での送迎のオプションは要らないです。
Uberで十分です。
このようにどう考えても要らない保険が付与されていることが多いので、保険の内容はよく相談の上で、削れるオプションは削りまくることをオススメします。

③海外送金の準備

海外に日本円を大量に持ち込んで、現地で換金しようと考えていませんか?
リスクが高すぎます。
海外は日本に比べて治安が悪いので、いつ現金を盗まれるかわかりません。

なので、現金で持ち込むのは5万円くらいにして、それ以外のお金に関しては海外送金するのが普通です。

海外送金の方法としては、仮想通貨での持ち込みやキャッシュパスポート、銀行での送金など色々な手段がありますが、僕がオススメするのはワイズ(旧トランスファーワイズ)です。

仕組みの説明は割愛させていただきますが、要は格安の手数料で海外送金できるサービスです。
事前にアカウント登録して、現地で銀行口座を開設すれば簡単に海外送金ができます。
送金にかかる日数も1週間以内で済むことが多くかなりスピーディーです。
僕も実際にオーストラリアから日本にバイトで稼いだお金を送金する際に使いました。


1ヶ月前 海外転出届の提出 確定申告 荷造り

①海外転出届の提出

海外転勤が多い人だと、当たり前のようになっている話ですが、海外生活初心者の方からすれば、忘れがちな手続きです。
海外転出届を提出すると、住民票が外れます。
「住民票が外れる」とは、単純に今住んでいる地域の住民票を言葉通り外してもらうことで、国外に住んでいる扱いにすることです。
つまりは、日本に籍を置いていないことを意味します。


海外転出届を提出することで何が違うかと言うと、まずは市民税です。
住民票を外すことによって、市民税の徴収が免除されることになります。
市民税の徴収は収入ベースで計算されますが、大体月々1万円〜2万円くらいと考えたら、1年で10万円以上の節約となります。


ただし、注意しないといけないのが、行政側の住民票の登録があるかどうかの確認の時期です。
毎年1月1日に住民票の登録が国内にあるかどうかで、市民税を徴収するかどうかが決まってくるのです。
例えば、4月15日に出国する予定で4月15日に住民票を外す手続きをしても、その年の5月から12月までの分の税金は徴収されます。
ただ、1年間滞在して次の年の4月あたりに帰国したとしても、5月から「翌年の」5月まで市民税は徴収されません。
なぜなら、市民税は前年の給料を元に徴収額を計算し、その年の6月から5月にかけて徴収するシステムになっているからです。
だから、ワーホリに行って滞在した国が自分には合わないからと言って、1月1日よりも前に帰国するのはやめた方がいいです。


次に健康保険料です。
海外にしばらく住むからといって、健康保険料の徴収も止まるかと思いきや大間違いです。
海外転出届を提出していないと、国内の病院や医療機関に行けないにも関わらず保険料を払うことになってしまいます。


最後に国民年金です。
国民年金も健康保険と同じ話で、海外にしばらく住むからと言って自動的に納付が免除されません。
きちんとした納付猶予手続きか免除手続きが必要になってきます。
これらの手続きを提出すれば、1年間は年金の納付を保留することができます。


ただし、免除手続きに関しては注意が必要です。
なぜなら、将来受け取る年金受給額が1年間納付していなかった分減るからです。
とは言え、1年間だけなので月々100円くらいの違いでしょう。
さらに言えば、今後健康寿命の伸びが期待され80歳くらいまで働けば、繰り下げ受給の制度により65歳でもらう毎月の年金額よりも多くもらうことができます。


以上より、国や行政が気を効かして色々手続きをしてくれるワケがないということがよくわかります。


②確定申告

社会人として働いていた人なら忘れてはいけないのが、確定申告です。
個人事業主であれば、市民税の納税に関わってくることなので絶対にしておかないといけない手続きですが、ワーホリだと事情が違います。
お金が還付される(返ってくる)からです。


市民税の徴収は大ざっぱに計算して、徴収をするシステムとなっており、普通は納めるべき金額よりも多くの金額を納めることになってしまっています。
余分に納めたお金が還付する(通常)ためには、企業勤めであれば、「年末調整」という手続きが年末に行われます。
しかし、年度の途中である3月とかに退職すると1月〜3月までの分の税金に対して、年末調整ができていないことになります。
そのため、自分で市民税の額を税務署に申告することによって、市民税の帳尻を合わせるというのが「確定申告」になります。
難しい説明になってしまいましたが、「確定申告」をするとお金が返ってくることが多いので、やった方がいいです。
ちなみに、確定申告と言えば通常は2月〜3月の間だけしか対応してくれませんが、ワーホリで海外生活を始めると言った事情をきちんと説明すると、いつでもできます。


③荷造り(国際配送用)

出国する1ヶ月前くらいから荷造りは始めておきましょう。
現地に冬服とかの衣類を送りたい時はなおさらです。
滞在する国にもよりますが、荷物の国際配送の手続きをして現地に荷物が到着するまで1週間くらいかかります。
なので、現地に荷物を送る際は余裕を持って手続きを終わらせるようにしておきましょう。


人によっては、現地で住む場所が決まっていないという人もいるかもしれません。
その際は、エージェントにお願いして荷物の受け取りができるかどうかを確認しましょう。


僕のケースですが、僕がお願いしたエージェントは現地にも事務所を構えていたので、現地の事務所が荷物をしばらく預かってくれることができました。
しかし、急ぎで荷物が欲しいワケではないのであれば、現地で滞在先を見つけてから家族に配送の手続きをお願いするのが無難でしょう。
さらに言えば、大概のモノは現地調達できますので、冬服とかであればユニクロで買うのもアリです。


1週間前

いよいよ出国が迫ってきました。
今までの流れで準備をしてきたら、1週間前だからと言ってすることというのは特にはないです。
強いていうなら、スーツケースに入れる荷物の再確認程度でしょうか。
個人的には1週間の長期旅行をするような感覚で荷造りすれば大丈夫です。
なぜなら、ワーホリは旅行の延長みたいなところがあるからです。
ですので、スーツケースに入れなくてはいけないものと言えば、3日分くらいの衣服とアメニティグッズですね。
それ以外のものに関しては、現地調達で大丈夫です。


よく日本のお菓子や調味料を持ち込む人がいますが、カナダのバンクーバーやトロント、オーストラリアのシドニーとかの大都市であれば、現地で手に入るので持ち込む必要がないです。
地方都市に行くのであれば持ってきた方がいいですが、お菓子は日本のモノでなくとも、現地でそこそこにおいしいものが手に入ります。
現地の生活を楽しむという意味でも持ち込みは日本の食料の持ち込みはあまりオススメはしないです。
あと、盲点なのがボディタオルの存在です。
海外ではボディタオル自体があまり売っていないです。
日本のロフトで売っているような高品質のボディタオルとなれば、なおさらです。
なので、普段ボディタオルで体を洗うと言う人は忘れずに持っていくようにしましょう。


現地調達の話ですが、ユニクロや無印良品が世界中にあります。
フィリピンにも店舗を展開しているくらいです。
もし日本のクオリティのモノが欲しいとなれば、ユニクロか無印良品に行くことをオススメします。
冬服なんかは、日本から国際配送するよりも滞在先のユニクロで買った方が安く済むかもしれません。
ちなみに、無印良品であればボディタオルが手に入ります。


当日

ここまでお疲れ様でした。
人によっては約3年間にも渡る準備がようやく実る日がきました。
あとは出国するだけです。
忘れてはいけないのが、滞在先の住所と連絡先、あとはワーホリの許可証をプリントアウトしておくことです。
空港で無料Wi-Fiが使えるとは言え、別で控えておくといざという時にあわてずに済みます。






ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。
ワーホリを始めるとなると、まずどこかのワーホリエージェントに相談しに行くかと思いますが、具体的な流れというのはイマイチわからなかったりします。
また、市役所への海外転出届などの重要な手続きに関しても、ノータッチです。
人によっては気を遣って教えてくれたりするかもしれませんが、僕の場合は一切教えてもらえませんでした。
(なぜ、海外転出届等のお役所の手続きが必要なのかを知っていたのかというと、仕事で海外赴任者の手続きをしたことがあったからです。)

最後にワーホリを成功させる上で大事なことをお教えします。
それは能動的に行動していくことです。
エージェントにしても、僕みたいな人間にしてもそうですが、求めている情報をポンポンポンポン出してくれるワケがありません。
ネットで検索すれば、それなりの答えは得られるのかもしれないですが、自分が本当に欲しい情報は中々見つからなかったりします。
自分が欲しいと思った情報や聞きたい情報は、自分から貪欲に得ようという姿勢が大事になってきます。


とにかく受け身にならずに、自分を奮い起こして行動してください。
周りに流されずに自分の決断を信じてください。
では、後悔のないワーホリライフを。

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