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短歌『芯』

昔詠んだ短歌をひっぱってきました。
どれも思い出があります。




『泳がねば死んでしまうと彼は言う 必死にもがく鱗は光る』
もがく姿が私には美しく見えました。

『月を背に奥へ奥へと歩き行く 色無くなれど音無くなれど まだ息と月』
あなたを無くそうとしても、この命が繋ぎとめてしまう記憶と思い。

『尾を引いてその身を投げる星たちよ いま君だけを 皆が見つめる』
最後の最後に奪えた視線。



4~5年前の作品になりますが、今でも読むと思いが巡ります。
私も必死だったんだな。笑


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