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”感覚値”から抜け出ると、プロになる
睦月も終わらぬ新年20日目にして「#2020年 買ってよかったもの」でシェアしたいものがあります。それは小型のメジャーと電子計量器。
「小型メジャー」は秒速でハマり既に2つ持ち。
1つ目のブルーは1.5mの巻き尺で文房具店のSmith購入、2つ目のイエローはキーホルダー仕様になっていてTodays Specialで買いました。電子計量器はオムロン製を購入しました。
小型メジャーと電子計量器があると、暮らしの解像度が格段に上がるのでオススメです。
例えば、春巻き。
メジャーがあれば「好きな春巻き」の横幅を数値として把握できますし、計量器があれば箸で持ち上げられる重量も認識できます。もし今後春巻きを作る時、好きな春巻きの長さと重さを、数字で意識して調理することができるわけです。これはすごい進歩。
日々の「心地よい」や「美しい」を数値化する。
春巻きに限らず、ファミレス「ロイヤルホスト」のテーブルチェアの幅をさくっと調べてみると、他ファミレスと1.3倍ほど違うことがわかりました。
直感的に「心地よい」と受け止めた空間には、明確な理由があったんだと素人ながら数で知ることができます。
また、皿に載った料理の写真がおしゃれに魅力的に感じたなら、その一因として皿のサイズと料理サイズが絶妙な黄金比だった可能性があります。
私たち生活者が何気なく「素敵だ」「心地よい」と感じた対象物には緻密な仕掛けがあって、計算された黄金比があるものです。それを作り出しているのが、プロの空間デザイナーであり、プロのスタイリストであったりします。春巻きで言えば、プロの料理家となるはず。
デジタル領域で言うと、これがUX・UIということになるわけですね(鬼ざっくり)。
プロフェッショナルとは、再現性のある提案ができる人。
業種によって定義は異なると思いますが、プロ(対価をもらう人)は、再現性を求められるものだと思います。
料理研究家なら再現できるレシピを提案しなくてはなりませんし、シェフならオーダー毎に味や見た目を均一にしなくてはいけない。スタイリストやデザイナーも作品をみて発注されたなら、同等のレベルのものを提示することを求められるでしょう。
「プロとして生きていくためには、感覚値から抜け出さないといけないんだ」とふと思い立って、私はメジャーと計量器を買いました。
抱負でなく習慣。 習慣化を支える道具を買う。
個人的に2020年は覚悟の年。
今年は自分の「成長率」にこだわりたい。新しいことにもチャレンジしたいし、料理とも真正面から向き合いたい。だから分量もきちんと量って研究したいし、皿のサイズ感も体感値を高めたい。外食・中食もこれまでより深く・多角的に考察する習慣を作るために「武器」を買いました。
みなさんの武器となる道具はなんですか?
ぜひぜひ、ご参考になればうれしいです。
▶Twitter、やってるよ!
ビスケットの歴史あり。
— 渥美まいこ_食トレンド研究 (@atsumi_maiko) January 14, 2020
男性カルチャー誌Beginの女性版「LaLa Begin」は毎月良質な情報を届けてくれる。
森永チョイスの模様TとMは創業者のイニシャルだと知って興奮。日本のローカルビスケット「地ビス」の紹介も濃厚で良かったな。ビスケットは日持ちするし、旅行のお土産にぜひほしいなと。 pic.twitter.com/v8diL1h56f
2020年1月より、日本経済新聞社さんのCOMEMOのキーオピニオンとして発信していくことになりました‥!
— 渥美まいこ_食トレンド研究 (@atsumi_maiko) January 16, 2020
家庭料理の動向や、働く主婦の購買行動から「いまの社会」を切り取っていきたいと思っています。ガンバルゾー。https://t.co/K4Ar16MSom
#Netflixごはん映画
— 渥美まいこ_食トレンド研究 (@atsumi_maiko) January 13, 2020
「リトルフォレスト」
起承転結がゆるい四部作(春夏秋冬)なもので評価低いけど食好きならいいかも、と思いそうなのでシェア。
岩手の山奥に住む橋本愛の1年間の姿を描く。食監修がeatripで、いい意味で作品に溶け込みすぎていない食描写が良かった。https://t.co/S9gbxQ7Ion
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