お加持のレッスン、ある時の気の滞り

先日、うちの先生がある会で講義をされました。
ある病気の、気が滞る箇所をわかりやすい図で説明されていました。
漢方薬を使う時には、気の滞りをみて気が流れるように治療しますが、それはお加持も同じです。
 
このときに頭に置いておくことは、第2章 お加持のレッスン5 ねじを巻く に書かれてある、体をめぐる大きな気の流れです。
それは、時計回りに回転しています。
気は、右から上がって左に下がります。
 
黄色の線の部分が、一般的に気が滞りやすい箇所。
両耳の横の「風池」や「風府」と呼ばれるツボ、これは、皆さんご存じかと思いますが、かぜをひくと滞る箇所です。
そして、左の横隔膜、気が下がらないとここで気が滞ります。
 
よほどの重病でない限り、この部分の気の滞りをみてめぐらせておくと良いです。

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