薬局にて学んだこと22 経脈は雰囲気を察知したり発信する

 先回や先々回、人のまわりには経脈(一般的にオーラ)がめぐっているというお話しをしました。
では、人のまわりに経脈(けいみゃく)の気がめぐっていると、何が起きているのでしょう。
 
 人のまわりに気がめぐっていると、自分のまわりの雰囲気を察知することができます。楽しくしている人の近くに行くとあたたかい感じがしたり、これは実際に楽しくしている人は気がめぐっているから、彼の近くは温度計で計ったら温かいのかもしれません。また、隠れた場所から人にじっと見られてると、その視線って感じますよね。そして、これらは私たちが発信しているところでもあります。
 
 このように、人は経脈によって、たえず自分のまわりの雰囲気を察知したり、自分の状態を外に発信しています。したがって、たとえば家の中で奥さんが不機嫌だと、それを変えるパワーや気づかいを持ち合わせる家族がいない限り、その不機嫌さは皆が受信してそのまま伝染することがあります。また、ひとりの雰囲気を良くすることで、家族の他の人も気分が良くなることもあります。
 
 そして、このまわりの雰囲気を察知したり自分の状態を発信するのは、手が届く自分のまわりだけではなく、遠いところにまで、あるいは未来にまで及びます。遠く離れた友人に会いたいな~と思っていたら、思いが通じて電話がかかってくることもありますよね。また、なんだか嫌な予感がして、行く予定の旅行をキャンセルしたら、その旅行先で災難が起きてしまって胸をなで下ろすことも。
 
 このように経脈は、思いを発信して引き寄せをしたり、危険を察知して身を守るはたらきをしています。

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