見出し画像

『素晴らしき哉、人生!』

2024年1月2日朝10時過ぎの海。
とっても穏やかで、すんごい透明度!ここんとこ一番の美しさやった。

去年12月なかばから父が脳出血で近くの病院に入院している。
救急搬送される時には自分の名前を言えていたし、手足も左側は弱かったがまだ動かせていた父。今は意識がなく、鼻からチューブで栄養を送られて生きている。

父が入院してまもなく毎日海までウォーキングを始めた。海まで歩き、その近くの父の病院前を通り帰ってくる。逆のコースの時もある。今日は逆コース。朝9時に出発し、父の病院前を通り、海へ。清々しく気持ちの良い朝やった。途中で買い物に寄ったりしなければだいたい1時間のコース。

海からの帰り道、家に近づいてきた時に少し妹のことを思い出す瞬間があった。それはあまり良い感じのものではなかった。その直後に白いものがふわふわと上から落ちてきた。鳩の羽かなんかやろうけど、嬉しかった。目に見えるものしか信じられんくなっている私が久々にこうゆうことに嬉しくなった。天使さんに違いないと。

家に帰り一息ついたあと、途中まで見ていた『素晴らしき哉、人生!』の続きを見始めた。1946年のアメリカの白黒映画である。そういえば、この映画も天使が関わっている。三が日は仕事が休みで昨日からAmazonプライムで色々映画を見ている。古い映画に普段は興味ないけど、なぜだか見てみたくなった。これがめちゃくちゃ良かった。感動した。思わず笑顔になった。古い映画をばかにしてたなー。

見終わって、天使さんおるなーって思った。
天使さん見せてくれてありがとーってなった。

妹の死で、この先もう怖いことなんてないと思ってたら、父の今の状態が思いの外ショックで、ものすごい恐怖に襲われることがある。それで、海を見ながら強くあれますようにって願ってみたり。

生きてると何があるかわからんし、実は怖いことなんやって悲観的になったりしてたけど、それでも私はこの人生ゲームを生き切るぞーってちょうど思い始めたところやった。気持ちが明るくなり始めていた。

そんな今の私を応援してくれている天使さんがいる気がしている。

サポートとってもありがたいです♡♡♡ おかげで生きてゆけます〜〜〜!!!