反省は世の中への媚び

最も長く続けられた番組として世界ギネス記録として残るわらっていいとも
その司会者タモリさんの名言

「反省はしない」

その理由の一つは、生放送という生物を扱う仕事の中で、同じような状況になることはないから反省しても意味がない

二つ目は過ぎたことを考えてもどうしようもなく、落ち込むから

三つ目は反省すれば間違いを犯してもいいという免罪符にもなりうる

だそうなのだ

反省とは「振り返って省みる」

さも大切なことのように教えられてきたような気がする
実験と検証は大事で成功のために改善点を見つけることは重要だ
月へ確実に届くためのロケットを完成させるためだったり、より美味しい料理を完成させるためだったり

大切なことは
目的を果たすための
具体的な行動や計画に対する試行錯誤であり検証なのだ

一方で反省という言葉には、
自分の内面を改めよ
と言う意味が含められている気がする
自分の行動や言動や振る舞いがどうであったか
の自分自身や内面にベクトルが向いている感じがする
自分の内側の何かを変えて、周りに適応するために、言ってみたら媚びを売っているようにも思える

大切なのは、自分を嫌いになったり落ち込んだり自信を無くしたり、自分に与えられた時間を暗く鬱々と生きないこと

だとしたら大切なことは
自分の振る舞いを反省して周りに適応させようと正すことではなく、
自分にとって成功と言える道への実験と検証を続けていくことだ

間違っても反省をして
誰かのためにとか
自分を否定したりすることではないのだ