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がっかりで奮起、な1週間【6/3~9】

本を1冊読んでいる間に、読みたい本が15冊は増えている気がする。目の前に本があるわけじゃないのに、読みたい本に押しつぶされそうな気持ちになる。

残りの人生であと何冊読めるのだろう。それは読みたい本の何割くらいなんだろう。そう考えるとなんだか悲しくなるけれど、たった1日15分ぶんだったとしても、考え抜かれた言葉を、自分にはなかった思考を、取り入れたいのだ。

6/3(月) 17分・25ページ

今週もひらいめぐみさんの『転職ばっかりうまくなる』でスタート。
仕事用の資料本も1冊読む。

合間に本屋に立ち寄り、読みたい本を2冊購入。だから、読むスピードが追いつかないんだってば!
さらに、欲しかったヘラルボニーとコラボしたフリクションも無事購入。赤色の替え芯を買ってきて、自分の原稿チェック用のペンにしようかな、と思案中。

6/4(火) 15分・23ページ

いよいよ本は終盤のライターゾーンに入ってきた。『転職ばっかりうまくなる』を読もうと思った最後の一押しは、6社目(会社員)と7社目(フリーランス・“社”ではないけれど)がライターだったから。会社員として書くことと、フリーランスで書くことの違いを、ひらいさんはどう感じたのかを知りたかった。会社員として書く仕事ができたら、売上の心配をせずに書くことに集中できる!?と思ったけれど、そんな単純な話ではないよね。

夕方はインタビュー。私はインタビュー素材をお預りして原稿を書く機会が多いので、自分がインタビューをする経験はまだまだ少ない。しかも今回は、インタビュアーの情報が事前にはあまりない状態。
ウィーンって頭からモーター音が鳴りそうなくらいにフル回転で、お話を伺う。インタビュアーの全面協力もあり、とてもいい時間を過ごせた。インタビューは難しい。そこが、すき。

6/5(水) 22分・32ページ 読了

『転職ばっかりうまくなる』読了。

どんな仕事に就くかよりも、自分がみじめにならないこと、自分自身を極められることを選ぶのが、なによりも大切なのではないかと思う。

『転職ばっかりうまくなる』p210

仕事に求めるものって、人によって大きく違う。他人から見たら取るに足らないようなことが、その人にとっては働く上でどうしても欠かせない要素であることもある。
他人の目よりも、自分にとっての快・不快を大事に仕事を選んでいく。その過程が丁寧に描かれていた本だった。
私は快・不快を意識できているだろうか。細々ながらでも、書くことを仕事にできているのだから、快・不快なんて軸で考えるのは贅沢だ!そんな気持ちがあったようにも思う。これまでスイッチをオフにしていたセンサーを磨いて、自分がどんなことに不快感を覚えるのかをみてみようと思う。無視せず、調整できたら、もっともっと仕事が楽しくなる気がする。

そんなことを考えていたら、ドキドキしちゃう仕事のオファーが。まだまだ先だと思っていたことが急に目の前にやってきた。このドキドキは私にとっては超絶「快」だ。

6/6(木) 16分・29ページ

坂口恭平さんの『中学生のためのテストの段取り講座』を読み始める。

横石愛さんのこの記事を読んで、非常に気になったけれど、積読本の数が多すぎるので、一旦は買うのを躊躇していた。

けれど、Xでさらに本を読んだ内容を実践しているポストを見て、ノックアウト。即、購入した。人は実際に行動している人の声に弱いのだなあ、と思う。信頼感がある人のおすすめ本は、購入のハードルがどうしたって低くなっちゃう。

6/7(金) 18分・37ページ

大事なことは「求められること」をしないこと。
(中略)
「お金になるから」と飽きているのに、「人が求めているから」と続けると、流れなくなります。淀んできます。そうすると、気持ちまで落ち込んで、お金にもならなくて、ガクンとなってしまいますので、気をつけて。

『中学生のためのテストの段取り講座』p41

本のテーマである「段取り」からは脱線した話ではあるけれど、「おっ・・・・・・」と声が出た。私は20代の頃からまさに「求められること」をし続けてきたように思う。そこに自分の価値を見出してきてもいた。でも、確かに流れなくなっていたのだろうな。自分をだませなくなっていたのだろうな。ガクンとならないために私は本能的に書いて生きることを選んだのかもしれない。

自分で自分を幸福にする。
これが僕が考える大人です。

『中学生のためのテストの段取り講座』p54

私も真の大人に近づくための進路変更ができたのだろうか。

6/8(土) 17分・35ページ

頭の中の予定は予定ではありません。予定は紙と鉛筆で書いてはじめて予定になります。

『中学生のためのテストの段取り講座』p90

まだ円グラフの話はでてこないのだけれど、我慢できずにフライングで愛さんを真似て、現時点での理想の1日を円グラフで書いてみた。

「現状での理想の過ごし方」
なぜかちょいちょい英語・・・・・・

斜線は家族ケアに必要な時間。実際は、もっとかかる日もあれば、この時間帯に仕事ができる日もある。

円グラフで1日を可視化すると、自分が使える時間を体感できた。家族のケアに多くの時間を割いていて、仕事時間は随分と限られていると思っていた。確かに少し前まではもっと日中にも時間を要していたけれど、今は案外仕事時間を確保できることに気づく。自分が思うほどの成果が出せていないのは、時間がないからじゃなく、また別のところに理由があるのだ。円グラフにしたら、わかっちゃった。

6/9(日) 0ページ

なんでだろう。読むチャンスはあったのにな。土曜日まで読めて、安心してしまったのかもしれない。詰めが甘い‼︎

【6勝1敗】あたらしい1週間に向けて

先週、心から自分にガッカリした。自分がとても残念な人に思えた。自分を大切にできていないと思った。本を1日15分読めるかどうかを超えて、自分のあり方が自分にとても不誠実に感じて、なんだかとても情けなくて、悔しかったのだ。だから、今週は絶対に読みたかった。

全勝できないのがなんとも私らしいけれど、それでも「悔しい気持ち」ってエネルギーになるんだなって思った。「もう今日はいいかな」そう思ったときに最後の踏ん張りが効いたのは「悔しい気持ち」を思い出したから。

悔しいって、自分への期待があるからこそ抱く感情のように思う。そうか、私は自分にまだまだ期待しているのだ。

さあ、次、行ってみよー!

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