168、ブログ主「オーガニックたま屋(fujita)氏」からの回答→解決済み
まずは下記をお読みいただきたい。
上記を送付した同日午前、「オーガニックたま屋」の店主である藤田さんからメールが届いた。網代太郎氏から連絡を受け、私がnoteに抗議の記事を上げたことを知り、記事を訂正したとメールには書かれていた。下記は修正後の記事である。
このように迅速に修正をいただいたことは大変ありがたい。これまで受動喫煙症界隈の愛煙家に誹謗中傷の発言を撤回するように求めたが実現することは少なかった。それに比べれば非常に誠意ある対応である。感謝したい。
が、いただいたメールに一点、未だに「藤井家が、A家が病に陥った原因」とする発言があった。下記である。
藤田さんは私たちを「(化学物質過敏症を)発症したことが原因の相手」だと考えている。横浜副流煙裁判が「冤罪」であると、理解していないのだ。ちなみに、藤田さんに限らず化学物質過敏症界隈の人たちは全般的に
横浜副流煙裁判でA家は、「煙という物質が立証が難しいから敗訴した」と考えたがる傾向がある。彼らは決して横浜副流煙裁判が冤罪事件であったことを認めようとしない。これはA家や作田医師とまったく同じ心理である。現に、6年間以上にわたり未だに犯人として疑われ続けているのだ。
そんな中、「発症したことが原因の相手」と私に向けて書いたことがいかに失礼なことであるかを理解していない藤田さんに対し、私は下記のように返事をした。
元記事との比較
さて、「オーガニックたま屋氏」はどのように記事を訂正したのだろうか。上記の元文と比べてみよう。
ゴシックは変更および加筆部分
※は元記事
★は間違い
『窓MADO』は「横浜・副流煙裁判」と呼ばれたこの実在の裁判を創作した映画です。(副流煙とは受動喫煙の意味)※(元記事)実在の裁判の映画化です。
2017年11月藤井家は、横浜市青葉区の同じ団地の階下(★階上)に住むB家からタバコにより化学物質過敏症を発症したということで4,518万円の損害賠償と喫煙禁止を求める裁判を受けました。
結果は、訴えたB家が敗訴。
この映画について注意してもらいたことは実話がそのまま映画になったのではない、ということです。※(元記事)映画はここまでの実話で終わります。
参考:『窓MADO』HP
その後、元被告の藤井将登さんが2022年3月14日横浜地裁に訴状を提出しました。
訴状には、原告として妻の藤井敦子さんの名前もあります。
請求額は2人の総計で1,027万円。
被告は、B家3人と診断書を作成した医師の作田学(日本禁煙学会の理事長)です。
日本の司法の歴史の中で、「禁煙ファシズム」の責任を問う初めての損害賠償裁判です。
「禁煙ファシズム」とはアメリカで広がっている禁煙の市民運動であると「My News Japan」が伝えています。※(元記事)禁煙の市民運動のことです。
参考:My News Japan対「禁煙ファシズム」初の損害賠償裁判 日本禁煙学会・作田医師と“斜め上の家族”に1千万円、訴因は虚偽診断書作成と訴権の濫用 黒藪哲哉
参考:「MEDIA KOKUSYO」横浜・副流煙裁判に関連する記事
化学物質過敏症(以下CS)にとっては、この映画はCSについて誤解を招く内容となっています。
CSの専門医や患者の協力を得た形跡のない脚本のため、全国に上映されていくことには不安があります。
映画は12/16~2023.1/5まで都内で上映されていましたが、その後の上映については案内がないのでわかりません。
映画が社会問題として世間で話題になっているような印象はありません。
この映画の間違ったCS表現により、CS誤解を招くことには恐怖を感じます。
※(元記事)映画が社会問題として世間で話題になっているようではないので、このまま消えてもらえるとよいのですが。
映画のHPを見るとわかりますが、「香害」の社会問題が大きくなってからCSの特徴を表現する一つとして「ガスマスク」があります。
状況により一時的にガスマスクは必要ですが、ガスマスクそのものが化学物質で作られていますから常用はできません。
重松のガスマスクがよいとか、CS知識が浅い人が話題にしていますが常用することによりCSは悪化します。
香害+化学物質過敏症=ガスマスク
というイメージについてはCSをよく知らない人がCSを発症したときには注意が必要です。※(元記事)という構図は
CSが使えるガスマスクを探すエネルギーがあるようでしたら、生活環境と食生活を変える努力の方が大切です。
『窓MADO』の映画監督は、1988年生まれの麻王 MAOです。
麻王は、被告藤井夫妻の息子です。
麻王/広告映像業界のディレクター
私がこの映画について一番はじめに考えたのは「誰が映画製作費を出したのか」ということでした。
この映画は3,000~5,000万円の製作費かかっているだろうと予測していましたが、元被告者の妻である藤井敦子さんから下記の情報を受けました。
製作費は多くの人の協力を得ることができて2,000万円以内だったそうです。
製作費については、映画公開2日目に行われたメディア取材で発表済。
製作費は2千万円以下、内訳は下記の通り。
・国(文化庁)の支援金を600万円
・1名の方から100万円の賛助金
・クラウドファンディング5、579、000円
・息子300万円
・プロデューサー(確か)200万円
息子とプロデューサーが持ち出している金額については回収の見通しはたっていない。
※(元記事)この映画は3,000~5,000万円製作費かかっていると思います。
無名でフリーの麻王 MAOにそのような大金はないでしょう。
音楽はミュージシャンである父親と関係者が関わっているなど、制作することによりメリットがあるようです。
※(元記事)この映画は3,000~5,000万円製作費かかっていると思います。
無名でフリーの麻王 MAOにそのような大金はないでしょう。
音楽はミュージシャンである父親と関係者が関わっているなど、制作することによりメリットがあるようです。→削除
完成を前にして資金繰りができなくなり、「映画窓MADO制作支援プロジェクト」で7,500万円(★750万円)の支援を募り5,579,000円の資金を集めています。
麻王の父藤井将登さんが30年以上前に作った「窓」という曲が楽曲になっているそうです。
その他の詳細は下記を参考に。
参考:映画窓MADO制作支援プロジェクト
私は映画を見ていないので伝えることに限りがあります。
母親がCSのためこの映画を見た、という行政書士の網代 太郎さんの感想がありますので下記の内容を参考にしてもらいたいです。
詳細はFBを確認してください。
化学物質過敏症(MCS)が関係する、いわゆる「横浜副流煙事件(以下「事件」と言います)」を基にしたという、映画「 [窓]mado 」を観てきました。
かつてMCSの母を持ち、MCS支援活動に長年携わった者として、義務感から観ました。
この映画は、事件の被告(喫煙しているとしてMCS発症者に訴えられた側)一家の実の息子が監督した映画だそうです。
ですが、公式ツイッターは
「どちらの側にも立たずに向き合いたいという公平性をもった映画!」とPR。
https://twitter.com/MADO_PR/status/1603289947875991552
被告の息子が、公平な映画を作る?
そんなことが本当できたら、それは、すごいことだなあ…と思っていました。
結論から言えば、見事に “ 不公平 ” でした。
続く・・・・
参考:網代 太郎FB
この映画については、先日伝えた
『内部告発で医療界に激震!!安易な診断書交付が悲劇を生む!!化学物質過敏症の深い闇!!横浜副流煙裁判との共通点とは…?』
のYouTubeの動画ともつながっています。
参考:『内部告発で医療界に激震!!安易な診断書交付が悲劇を生む!!化学物質過敏症の深い闇!!横浜副流煙裁判との共通点とは…?』
参考:79.化学物質過敏症 診断書
12/5に舩越医師が酒井医師という偽名で「MEDIA KOKUSYO」に「医師が内部告発、宮田幹夫・北里大学名誉教授の医療行為の評価、化学物質過敏症の安易な診断書交付を問題視」というタイトルで告発しています。
参考:MEDIA KOKUSYO
その後12/7に、B級動画にてジャーナリスト須田さんと黒薮さんと舩越医師による、一方通行の宮田医師批判が行われました。
※(元記事)このような流れの中で、店主の気になることは映画製作費はどこからきたのか?です。→削除
宮田先生に診断してもらっている人は多いので、疑問のある皆さんが賢いジャーナリストとなってもらえたらと思います。
キーワードは以下であると考えていますが、他にも調べるキーワードがありましたら追加します。※(元記事)キーワードは以下にあります。
化学物質、横浜・副流煙裁判、CS治療、『窓MADO』、麻王 MAO、香害、診断書、CS障害年金、日本禁煙学会、日本臨床環境医学会、そよ風クリニック院長・宮田 幹夫、典子エンジェルクリニック院長・舩越典子、など
または、
・藤井家(元被告の藤井将登、妻の藤井敦子、息子の麻王)
・ジャーナリスト黒薮哲哉
・ジャーナリスト須田慎一郎
彼らによる禁煙運動への反発が重点であるのか。
2009年にようやく病気として認められて数年前から障害年金が出るようになった化学物質過敏症。
CS臨床医や研究者が50年に渡り苦労を重ねてくれたおかげで今があります。
この騒ぎにより、CSについての間違った見解、CS障害年金の手続きが難しくなる、などの問題が出てくるかもしれません。
CSの生活の難しさにより障害年金が必要な人がいるのに、もらうべき人に渡らなくなるようなことは問題です。
まだまだ社会生活において理解度の低いCS。
CS誤解が広がることは制御する必要があると考えています。※あります。
映画「窓」がCSを正確に伝えていないことへの問題でブログ記事を書いたことにより、映画を見た行政書士の網代さんの意見を聞くことができました。
そして、藤井敦子さんから送られてきたメールからブログを訂正しました。
それにより、記事を書くために調べていた時には見えなかったものが見えてきました。
このB家と藤井家についての個人的な感想です。
控訴したB家ですが、発病したときに移転をすれば重症化せずにすんだのではと残念に思っています。
それは一番はじめの感想で、さらに詳しく知った今でも変わりません。
CSを発病したら化学物質を生活から取り除くしかありません。
リフォームである程度解決するのであればリフォーム、環境が悪いのであれば移転する、そして同時に安全な食品に変えることです。
CSは発症した時点で、化学物質から離れなくてはならないのです。
そのような知識がなかったから、このようなことになったのかもしれません。
化学物質から離れて体がよくなれば、考え方も変わります。
それにより、裁判を選ばなかったのではないでしょうか。
裁判がなければ争い憎しみあうこともなかった。
B家も藤井家も、自分たちのペースで過ごせたことでしょう。
そして店主(藤井注:「オーガニックたま屋(fujita)氏」のこと)がこのブログ記事を書くこともありませんでした。
このような冤罪は誰に身にも起こります。信頼すべき医師が診断書を悪用し捏造を生み出し、弁護士が提訴する。今後この様な事の起こさぬよう私達は闘います。本人訴訟ではなく弁護士と共に闘っていくため、カンパをお願いします(note経由で専用口座に振込み)。ご理解の程よろしくお願い致します。