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飲んでしまったのです…(理科系夫とケンカ)

あつこ、飲んでしまったのです。
(何を?)

重曹(じゅうそう)を。


ーーーー

今日は神宮球場に行ってきて、盛大に日焼けしました。
そのせいか、寝る前に喉が乾いてキッチンに。

我が家では、ティファールの電気ケトルを使っています。
この子です。

白湯を飲みたいなぁと持ち上げたところ。
なんだかたくさんのお湯が。

ははあ。
捨て忘れたかな?

まだ、温かみの残る白湯をコップにとり
ゴクリ。

(にがっ!なにこれーー!)

苦いような
酸っぱいような。
あたたかいので、さらに変な味。

慌てて吐き出しました。
が…。
最初の1口をゴクリと飲んでしまっていたのです。

うげ。

ーーーーー

あつこ、理科系夫の部屋に駆け込み。

あつこ「ティファールに何か入れてた?!」
(叫ぶ)

理科系夫「ノックもしないで入ってこないで」
(パソコンに向かっている)


あつこ「電気ポットに何か入れてたでしょう。
今飲んじゃったんだけど」

理科系夫「あ…。」

あつこ「何入れたの?」(叫ぶ)

理科系夫「重曹。
電気ポットの中に、白い汚れが付いていたから
重曹を入れていちど沸騰させた」

あつこ「ひどいじゃない。
一言言ってよ!
これって飲んでも平気なの?」

理科系夫「あんまり良くないかもしれないけど」(なぜか笑いをこらえている)

あつこ(わなわなわなわな)

理科系夫 (パソコンで検索している)
「飲んでも大丈夫みたいだ
だってパンを作るときに入れるでしょう
ベーキングパウダー」

あつこ「はあ?」

理科系夫「いつも白湯なんて飲まないのに
なんで今日に限って」(薄く笑っている)

あつこ「もう!」

ーーー
口をゆすいでキッチンに戻ります。

ティファールの電気ポットを開けてみると…。

汚れが落ちている。
きれいに落ちている。
ピカピカじゃない。
底に白いよごれがあったのに。

て、ことは?
重曹の効果があったのです。

ーーーー

理科系夫がそばにやってきました。

理科系夫「これね、電気ポットに使う場合は
『500ミリリットルに大さじ3杯』と
重曹の袋に書いてあった。」

あつこ(怒っている)

理科系夫「この電気ポットは1000ミリリットルだから、
重曹は大さじ6杯

あつこ「だからなに!」(怒っている)

理科系夫「だけど、少し減らして
大さじ5杯いれた」

あつこ(………)

理科系夫「規定の量より
大さじ1杯だけ少ないから。
だから大丈夫だよ」

あつこ 「ひどーい!」

いったい何が大丈夫なんでしょう。
大さじ1杯少ないと大丈夫なんですか?
先生!

もうね、明日の朝は口をきかないですからね。
何もしてあげないんだから。
あ、でも、朝ごはんを用意するのは理科系夫だった。

じゃぁ明日は洗濯をしてあげないんだから。
あ、明日は雨だった。

んもー。とにかく知らない。
おやすみなさい!

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