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読書メモ

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「インプットしなければアウトプットできない」 noteを毎日更新するためのネタ探しのためという邪悪な動機で読んだ本の読書メモのまとめです。文章術、読書術、思考術関連の本が多めです。
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記事一覧

note104日連続投稿して力尽きた訳が『鬼速PDCA』を読んでわかった

今年のお正月、石川ゆきさんの『書く習慣』に刺激を受け、noteの100日連続投稿を始めました。 文章をうまく書きたい。 そのためにとにかく毎日書き続け、書く習慣を身につけよう。 「今年の目標」にぴったりだと意気揚々と投稿を始めました。 途中、何度も挫折しそうになりながらもなんとか104日連続投稿。 でも、目標を達成したものの、やり切った感は全然ありません。 それどころかやる気がなくなり、身についたはずの「書く習慣」が消えて、すっかりnoteから遠ざかってしまいました。

勝手にコラボ『ゼロ秒思考』を「1%読書術」を使って読んでみた

2月ももう終わり。 今月もぼちぼちと本を読んで積読解消ができています。 最終日に選んだのは『ゼロ秒思考』。 ずっと放置したままの本だと思って、ぱらぱらとページをめくってみると 「あれっ?ラインが引いてある」 読んだ形跡が途中までありました。 途中で挫折したのでしょうか? そうだったかな?と思いながら、読み始めてみると、思い出しました。 途中挫折したわけを。 これから辛口になります。 あくまでも私個人の感想ですのでお許しください。 読んですぐに思ったのが 「全然ゼ

心がざわつく『書く習慣』2日目

こんばんは。あつこです。 昨日は『書く習慣』の第1章について書きました。今日はさらにその手前の「はじめに」のこと。 もどってどうするという感じですが、どうしても触れておきたい言葉があるのです。 「自己発信」 なんてことない言葉かもしれませんが、 「おお、これが私がしたかったことだ!」 と腑に落ちたのです。 ブログを毎日更新して100記事書いても 誰にも読んでもらえなかった苦い経験。 それがもとでライティングを学び、 読まれなかった原因は、 自分勝手な記事を書いてい

『書く習慣』を読んだら感情がごちゃごちゃになった話

こんばんは。あつこです。 昨年12月後半から「今日こそnoteを投稿するぞ」 と毎日noteの記事を書いていたのに、 下書きばかりたまって、新年になってしまいました。 何で完成できないのだろう。 どうすれば投稿する形にまとられるのだろう。 突破口となる何かを、と考えたときに思い浮かんだのが noteでよく話題になっているいしかわゆきさんの『書く習慣』。 読めば何かヒントが見つかるのではないか。 そう思って読み始めてみると、 第1章で答えが見つかりました。 わたしは〝

『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則』~明日やろうはバカ野郎ではなかった~

どうして常にやることに追われているのだろう? あちこち目移りして全部中途半端。 「40で惑わず」っていうのに、アラカンになっても迷いまくっている私ってどうなの? と、常日頃思っている私が読んだのは 『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則』です。 タイトル通り、仕事に追われなくなれるのか、興味津々で読みました。 それにしても「マニャーナ」って何?人の名前? いえいえ、スペイン語で「明日」という意味で 「マニャーナの法則」とは 「明日まで待てない緊急な仕事はない」

不真面目に本を読めばいい〜『遅読家のための読書術』を読んで

noteの毎日更新を続けていて、ぶち当たるのが、ネタ切れ。 2年前に始めた雑記ブログが100日継続後挫折したのも、そのあと仕切り直しで始めた特化ブログも20記事でストップしたのも全てネタがつきたから。 インプットしなければ書けないのは当然です。 でも、ネタを仕入れていると書く時間がなくなるし、書けないで悩んでいると、本を読む時間がなくなるし…。 とりあえず買うだけ買った本が増えるばかりで、それも悩みでした。 そんな時にどなたのnoteだったか忘れてしまいましたが (

歩道橋で詩集を売らないために~『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプル文章術』~

非常勤の仕事をしているので休みが不定期。 1月末から1週間丸々休みです。 というわけで、今週は積読解消週間。 積んであった本を1冊ずつ読んでその感想をnoteにつづっています。 今日読んだのは『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』です。 うかつにも本のタイトルを『書きたいことを書けばいい』と思い込んで途中まで読み進めていたわたし。 「この本はタイトルと書いていることが違うなあ」と不審に思っていました。 うっかりにもほどがある。 危ない危ない、

やっぱり頼りになる『書くのがしんどい』

積読解消週間の5日目。 今日はちょっと趣向を変えて積んであった本ではなく、2年前に読んで以来、何度も読み返している本を紹介します。 『書くのがしんどい』です。 2年前、著者の竹村俊介さんのTwitterがきっかけで購入しました。 ちょうどライティングの勉強を始めた頃で、共感することばかり。 それ以来、私の強い味方となっている本です。 なにしろちょっと目次を見てください。 文章を書いているときに、ありがちな悩みをひとつひとつ解決する方法が書いてあるのですから。 当

学んだことを活かす方法~『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法』~

『読みたいことを書けばいい、人生が変わるシンプルな文章術』の中で、言いたいことを「15字くらいでまとめる」という文章があります。 この部分を読んで『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法』(浅田すぐる 著)を思い出しました。 読んだのは2年前ですが、それから「20字」を意識するきっかけとなりました。今日はこの本について書きたいと思います。 20字であれば、なんでも一言で言い表せる なぜ、20字なのでしょうか。 ”日本語というのは、20字あれば、伝えたい内

ぜいたくな休日~『白鳥とコウモリ』を読む~

久しぶりに小説を一気に読みました。 東野圭吾さんの『白鳥とコウモリ』。 本の厚さが3cm、分厚い! 500ページを超える大作ですが、次はどうなるのか、気になって先へ先へとあっという間に読み終えてしまいました。 物語の早い段階で犯人が自供して逮捕されるので、ひょっとして短編集?と勘違いしましたが、思わぬ方向に話が向かい、まさかの展開に。 刑事、被害者家族、加害者家族。 それぞれの立場からの視点、思いが交錯して、点と線がつながっていくおもしろさを堪能しました。 強いてい

知識のかけらをつみあげていく~『1%読書術 1日15分の知識貯金』~

『1%読書術 1日15分の知識貯金』を読みました。 著者のマグさんをTwitterでフォローしていたので、気になっていた本です。 「はじめに」に書いてある通り、マグさんの圧倒的な読書量に裏付けされた読書術、本の読み方がぎっしり詰まった1冊でした。 あることを学ぶと自分が知らないことが多いことに気がつき愕然とします。 もっと学ばなくてはいけない。読書しなければと思って、この本を読んだのは大正解でした。 効率よく読書する方法のほか、本の紹介も多く、とても参考になります。