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日本人のbroken Englishの正体

こんにちは、CFO視点を磨くビジネス英語コーチATSUKOです。
今、クライアントさんと英語の発音の練習を音素一つ一つから練習しているところなのですが、日本人が話す英語って特徴ありますよね?
今日はその正体について解説したいと思います。

日本語では、あ、い、う、え、おを除く音素はすべて子音+母音で発音されます。
たとえば、「か」=k + あ、「と」=t + お、といった具合に必ずセットで成り立っています。

一方、英語は必ずしもそうでなく、子音を単体で発音することがよくあります。たとえばnextという単語の最後のxtには母音は含まれておらず、kstという3つの子音で発音します。カタカナであれば ku su toという風に母音をつけて発音するので、ここに日本語訛りと言われる違いがあるわけですね。

なので日本語訛りにならないような英語を発音するためには、子音をとにかく強くはっきりと、少し大げさに発音することが重要になります。

ski / say / skate
これらすべて頭がs+uではありますが、日本語の「す」が子音と母音が50:50で発音するとしたら、英語では80:20くらいのイメージで、sの子音を長く強調するような感じです。

hip / desk / mask
日本語の「ぷ」や「く」は口先だけで発音できちゃいますが、英語のpやkは、もっとお腹から出す息の量を倍くらいにして息を破裂させるようなイメージで大げさにしていきます。

いかがでしたか?
子音の使い方の違いが日本人訛りを作る正体だったのですね。

私のコーチングでは、英語の音素一つ一つを練習していきます。
日本人訛りを恥ずかしがる必要は全くないのですが、発音できない音は聞きとることもできないので、リスニング強化として勉強しています。
難しいようですが、こうやって日本語と比較してみるとその違いはよく分かるので、必ず誰でもできるようになります。英語はトレーニングと言われる謂れはここにありですね!

インド訛り、シングリッシュ(シンガポール訛り)、ヨーロッパ訛り、どれもとても日本人には聞き取りにくいものですが、それぞれその国の言語の音の成り立ちの違いがそうさせてるものであり、因数分解してみると結構面白いものです。





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