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雑記:子どものころ誰しもプロダクトマネジメントしていたのでは?
新卒でプロダクトマネジャー(以後、PM)として働き始めて3年になりますが、ありがたいことに機会に恵まれ、これまで数十名のPMの方とお話しすることができました。
(ちゃんと数えてないけど100名には達してないと思います)
よくある議題は、「プロダクトマネジメントのやり方」です。
「ロードマップってどうやって決めますか?」「顧客インタビューのやり方は?」「OKRってどうしてる?」みたいな実際の仕事の仕方を聞く方がほとんどでした。
そういう時、大体疑問が浮かんで、言うか言うまいか悩みます…
「プロダクトマネジメントってなんだと思ってますか?」
「方法論ってそんなに大事ですか?」
教科書的な回答として「プロダクトマネジメントはプロダクトが死なないために必要なことをすべてやること」なんだと思いますが、
もっと単純に「目の前の人を楽しませること」くらいに捉えてます。
そうなると、プロダクトごとに楽しませたい目の前の人の特性は違うわけで、それを全く同じ方法論でうまくいくなんてことはないんじゃないかなと感じます。
守破離って言葉が好きで、「守」としてまずセオリーを押さえるのは良いことだと思っているんですが、それは本でもネットでもそこらへんに溢れているよなぁと…
結局のところ、よくある方法でやりつつ自分たちのプロダクトに合ったやり方を模索できるかが大事だと思う。
でもそれができないのって、仕事で失敗したくないからなのか
プロダクトマネジメントを難しいことと思っているからなのか
小さいころ、「鬼ごっこ」に特殊ルールをつけて遊んだことはありますか?
ジャングルジムや色付きの床が絶対触れてはいけないものになったことはありますか?
何の変哲もない紙がとても貴重なものになったことは?
子どもは自由に世界を切り取り、独自のルールで遊びを作ります。
その遊びに周囲の友達を巻き込み、ルールは変化していきます。
残念ながら自分は最高の遊びを思いついたと思っていたのに、周囲の賛同が得られず、流行らなかったものもあるのでは…?
これってプロダクトマネジメントじゃないですか?
プロダクトマネジメントって誰しもが一度は経験してるんじゃないのかなって思います。
そんなに難しいことじゃない。
根本は子どものころの「自分が良いと思う遊び」をつくり「周囲に受け入れられるような遊び」に変化させること
そこには遊んでみてから変化させていくという実験思考が無意識に存在していたはずです。
それを効率よく複数人でやるには計画があった方が良い。
周囲に受け入れられるかを確かめる手段は型化した方が良い。
良いものに変化させ続けるには目標があった方が良い。
細かい方法論的なものは便利だと思います。
だけどそんなに大事じゃないかなって思ってます。
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