甘い誘惑を断ち切る方法を模索して
はじめに
わたしは自他共に認める大食漢。
そしてどちらかというと質より量タイプ。
美味しいものを少しずつ、なんて女子な思考には一向になれない。
ご飯、味噌汁、お肉(または納豆)。
この三拍子さえあれば生きていける、と思っていました学生までは。
社会人になって。
友人と食事に行くと必ずと言っていいほど付いてくるデザート。
十分だと思っていたはずのお腹に「別腹」という言葉を知ってしまったときの衝撃たるや。
それ以降、何かにつけて食べていた食後のデザートが、いつの間にか習慣化していました。
気づいた時にはすでに遅く。
満足していたはずの食事では満足できなくなり、デザートがないと物足りなく感じてしまい、甘いものがないか棚を探し回り食べては後悔、その繰り返しの悪循環。
しかもお財布に優しくない。
身体に悪いことは重々承知しています。
職業柄、糖尿病の患者さんを数多くみてきました。
もちろん食事指導などもしてきました。
しかし、そんな自分が不摂生な習慣を正せていない。
自己嫌悪の毎日。
デザートが幸福感をくれる理由(ワケ)
甘いもの=ブドウ糖。
これは人間が活動するために重要なエネルギー源です。
ストレスが溜まると脳が疲れるため、通常よりも多くのエネルギーを必要とします。
人の体にとってブドウ糖は大切なエネルギー源なので、食べた時に喜びを感じるようになっています。
また、甘いものを食べることで脳内のβ-エンドルフィンという物質が増えて気持ちが落ち着き、イライラや不安を和らげる効果があります。
ストレスを解消するために甘いものを食べることは理にかなっているとも言えます。
しかしです。
食べ過ぎは良くない。
先ほども述べたように、わたしは大食漢。
しっかりご飯を食べている身としてはすでに十分に糖分は摂取しています。
そこで別腹を食べてしまうのはいかがなものかと思うのです。
自己分析をしてみた
ストレスを感じていない今の現状、なんの不満もない。
そのためストレスとは考えにくい。
ということはやはり、甘いものをデザートでいただく習慣が一番の問題と言えそう。
人間は楽をしたい生き物。
わたしも例外に漏れず楽をしたい人間です。
「身体に良い」という長期欲求よりも、「甘いものを食べたい」という短期欲求を優先してしまいます。
短期欲求という悪魔の誘惑
ラジオを聴いていたら、とあるミニマリストの方が面白いことをおっしゃっていました。
考えてもみなかった着眼点でした。
どちらを優先するではなく、あえて選択肢から外してしまうという考え方。
これは短期欲求を「考えない」ということとは少し違うのかな、と思っています。
「考えてしまっても、それをなかったことにする」という意味の方がわたしはしっくりきます。
その後の効果
生理が終わったタイミングもあるのかもしれませんが、今のところ甘いものが食べたいと思ってもスルーできています。
どうしても甘いものが食べたい!と棚を漁りそうになったときには、とりあえず外に出て散歩すると落ち着きます。
(ある意味で禁断症状のようですね 笑)
また、栄養が偏っていることも考えられるので、鉄分などのミネラルや大豆製品を中心としたタンパク質を積極的に摂るよう心がけています。
習慣化できるまでに少なくとも三ヶ月はかかるそうなので、気長にスルースキルに磨きをかけていきたいと思います。
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