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紙芝居でラーニング3回目

今日は午後から、紙芝居でラーニングという講座の第3回、最終回。

今回は、朗読練習が宿題になっていた、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の発表をしたの。
1人づつ録音して、それを聞きながら講師がアドバイス。先に読んだ人へのアドバイスも聞くことで、自分の時はそこを気をつけて読むようになる。
だから、後に読む人ほどよりよく読まなきゃというプレッシャーが。
わたしは2番目。自分ではけっこう気をつけて読めたと思ってても、細かい指摘が入る。それでたくさんの気づきがあった。
中でも、各文章の終わらせ方=着地の仕方というのが新鮮だった。全部を同じ調子で読んでいては単調でつまらない。そこは工夫がいる。
同じ言葉でも読み手の捉え方次第で、その読み方が全然違ってくる。
息継ぎや息の吐き方も気をつけないと、お話の流れが変わってしまうし。
久しぶりに朗読したけど、ホント奥が深い。
最後に講師のとなみんさんが、紙芝居の蜘蛛の糸を演じて見せてくれた。僧侶で紙芝居作家でもある諸橋精光さんの絵がスゴい!極楽と地獄の様子にグングン引き込まれる。

このお話は、子どもの頃、今は亡き母がしてくれたんだよね。そのときの母の話も上手で、かなりリアルに感じられたのを覚えてる。その時のことを思い出してしまったなあ。

講師のとなみんさんは、紙芝居を日本語教育に導入。日本語を学ぶ留学生たちに紙芝居の制作も指導してきた。
紙芝居は子どもだけのものではなく、立派なメディア。
これを通して、日本のくらしや習慣、言葉なども学ぶことができるんだよね。
これ、いろいろ応用できると思う。
そして、わたしのやってる腹話術も、語学学習や日本紹介などを伝える立派な手段になるんだよ。
これからも、いろいろチャレンジしていくよ。
楽しみに!

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