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燃えるcakes

cakesがまた燃えていた。
noteと運営会社を同じくするメディアサイト、cakesだ。

先日は、相談企画に応募したDV被害者の話を「嘘だ」と断定して燃えた。
今回は“ホームレスおじさん”を観察し、“ホームレス人生ゲーム”を考案したい、というコラムニストのホームレス関連記事がcakesの賞を受賞し、燃えた。

この賞で知るよりも前に、該当のコラムニストのnote記事をたまたま読んだことがある。
レコメンド機能によるものだろうか。
フォローはしていなかったが、タイトルにひかれて、読んだことは覚えている。

興味を持ってクリックしたが、ホームレス状態の人に近づいていく動機がいまいち腑に落ちなくて、続けて読むことはしなかった。
その時はホームレス人生ゲームの記事は読んではいなかった。「人生ゲーム」にはさすがに驚いてしまうよ。
当時読んだ記事と今回の受賞記事が同じものかどうかも記憶にないので、自分の思いを単純に比べることはできないけれど……
今回の炎上で多くの人が憤るような“対象を軽んじすぎている、消費しようとしている”というような感想を当時、わたしは持てなかった。ただ読んだページをそのまま閉じただけだった。
感銘も受けず、憤りも感じず。

炎上している中、口々につぶやかれる言葉を読むと、ああなるほどと思わないこともない。一理ある、百理ある。
だけどその言葉はわたしの脳から生まれたものではない。
さては記事を読んだわたしは鈍感だったのか。無知だったのか。

鈍感で無知だったかもしれないが、今、石を投げる気にはなれなかった。
むしろ、みんなが投げている石のかけらを、すこし自分の肩にも感じた。

炎上するたびに、cakesはただPVを稼ぎたいwebコンテンツに張りぼての“意味合い”を付け足しているようにしか見えない。cakes編集部は大きく変わらなきゃいけないんじゃないか、と思う。

代表の佐渡島さんはマンガ編集出身と読んだことがある。元いた畑が違っても、今の状況に対して、なにか思わない訳はないだろう。

以前にもnote記事に書いたことがあるが、佐渡島さんはわたしの同級生と激似なのだ。
一度Twitterでご本人から「それは私ではないですね」とリプライが来たので、他人の空似なんだけれど、わたしの頭の中では同級生の佐渡島くんなのだ。(*本当に別人です)
同級生(違うけど)のような人が、こんな注目される人になって注目されるサービスを作っている。応援したい、わたしは。
だからお願い、どうか変わろうとしてほしい。

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